コンサヴァ、プレセールで約3480ETHを売上
東証マザーズに上場するアクセルマーク株式会社が手がけるブロックチェーンゲーム「コントラクトサーヴァント」がプレセールを終了。合計取引額が約3480ETH(約4500万円)に上り、パブリックプレセールでは国内過去最高額を記録したことがわかった。
国産ブロックチェーンゲーム市場を牽引する「マイクリプトヒーローズ」のプレセール962ETH(2018年9月当時:約1000万円)や、デジタルブロックチェーンカードゲーム「クリプトスペルズ」のクラウドセール900ETH(2019年6月当時:約3000万円)を大きく上回った。
全体の取引数は6069回、取引額は合計で約3480ETHを記録した。購入者を示すホルダー数では計294アドレスになったという。アクセルマークが運営する「Blockchain Game Info」が最終データを報告した。取引額分布では、5ETH以下のアドレスが160個を占めるなど過半数に達したものの、12アドレスが50ETH以上購入を行なっていたことが明らかになった。
所有するサーヴァント数でも、90%以上が2体以上購入。最高で360体を一つのアドレスが購入したという。
総括
ソシャゲなどで実績を持つ上場企業のブロックチェーンゲーム業界への参入で注目されていたプレセールの売上が、市場想定を大幅に超えるセールスを記録したことで、他の上場企業の関心が高まることは確実だろう。
ガンホーのパズドラやミクシィのモンストに代表されるスマホゲーム市場は、競争激化に伴う開発費高騰や供給過多などで”レッドオーシャン”と呼ばれて久しい。これを機に、老舗ゲームメーカーや、ソシャゲ大手企業の呼び水となることが期待される。