はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨決済をメインストリームへ バイナンス、Swipeを買収

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Swipeの買収を完了

大手仮想通貨(暗号資産)取引所バイナンスは7日、仮想通貨の売買や決済のサービスを提供するSwipeの買収が完了したことを発表した。

バイナンスはSwipeの買収を経て、共に法定通貨とデジタル資産の橋渡しを行い、仮想通貨をメインストリームで普及させることを目指す。従来の金融システムを通して、仮想通貨が日常的に決済利用される仕組み化を図る

ロンドンを拠点にするSwipeは、Visaのデビッドカードも提供している企業。先月末には買収が最終調整の段階に入ったことが報じられていた。

関連バイナンスのVISAカード発行直近か 仮想通貨決済企業と最終調整

バイナンスのCEO CZはSwipeの買収について、取引所として決済の仲介に入ることによって、小売店は仮想通貨を受け付けたケースでもシームレスに法定通貨を受け取れる仕組みを整え、ユーザーと小売店がより仮想通貨決済の利便性を享受できる環境整備を行うとコメント。

一般の多くの人々にとって仮想通貨を利用しやすくするというバイナンスのミッションを達成するために、仮想通貨を法定通貨に容易に替えられるようにすることも重要な要素だと強調した。

特にSwipeのウォレットは、デジタルの銀行口座のような役割を果たすとして、従来の銀行のサービスを利用できることが仮想通貨決済促進を後押しすると見ている。

両社の独自仮想通貨について

今回の買収で、バイナンスはSwipeの独自仮想通貨SXPを上場。ビットコイン(BTC)とバイナンスコイン(BNB)、米ドルと1:1でペッグしたステーブルコイン「バイナンスUSD(BUSD)」との3ペアの取引の提供を開始した。

バイナンスが買収で得たSXPは、大部分を数年間使わずにロックアップする方針を示している。

また、SwipeのサービスでもBNBを取り扱う。ユーザーの銀行口座を利用したBNBの売買、SwipeのVisaデビットカードでBNBを使うことが可能になった。

Swipeのカードは現在欧州経済領域の31カ国で利用ができる。今後はアジアや北米でのローンチも予定する。

バイナンスの買収戦略

バイナンスはインドの仮想通貨取引所WazirXなど、今までも企業の買収を行っている。CZは2019年の実績として、9社の買収を行ったことを明かした。

関連バイナンスCZ氏「2020年は仮想通貨を世界に普及させる」

公表されている中では、Swipeの買収は今年2社目。4月に大手ベンチマークサイト提供企業CoinMarketCap(CMC)を買収したことを発表している。

関連バイナンス、CoinMarketCapの買収を公式発表

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05:45
カザフスタン、仮想通貨の国家準備金創設へ 犯罪没収資産と国営マイニングで調達
カザフスタン中央銀行のスレイメノフ総裁が30日、犯罪事件で押収した資産と国営マイニング事業で得たビットコイン・仮想通貨を原資とする国家準備金創設計画を発表した。
05:30
ストラテジー社、約770億円でビットコイン追加購入 『ラッセルトップ200指数』入りも
米ストラテジー社は30日夜、6月22日から6月29日の間に総額765億円を投じて、4,980 BTCを購入したことを報告。前週購入数の20倍となった。
06/30 月曜日
17:30
ポンタポイントで暗号資産運用体験「Pontaビットコin牧場」開始 総額1,000万円キャンペーンも実施
BACKSEATとロイヤリティマーケティングが、Pontaポイントで暗号資産の運用体験ができるサービスを開始。実際の売買は行わず、ゲーム感覚で楽しめる。
15:52
仮想通貨は「やめとけ」って本当?損失回避のカギとなる4つのリスクと対策を紹介
仮想通貨=危険という印象の背景 「暗号資産(仮想通貨)=危険」という先入観は依然として根強く残っています。激しい価格変動やセキュリティ事故などのネガティブなニュースが注目を集め…
14:26
『ビットコイン財務戦略の成功は少数企業に限られる』Breedレポート、ストラテジー社の先行事例に注目
仮想通貨VCのBreedがビットコイン財務戦略企業についての記事を発表。弱気相場が到来した場合、株価プレミアムを維持できる企業は少数だとの見解を示した。
12:54
メタプラネット、1,005BTC追加購入 ビットコイン保有量は上場企業5位に
156億円分を追加購入 株式会社メタプラネットは6月30日、ビットコイントレジャリー事業の一環として、1,005BTCを追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり1,…
12:16
暗号資産とは?広がりと注目の背景を初心者向けに解説
ビットコインや暗号資産はなぜ今、国家や企業から注目されているのか?世界的な広がりとその背景を、初心者にもわかりやすく解説します。
11:30
仮想通貨にまつわる5つの誤解|“しくみ”と考え方を整理する
仮想通貨に対する5つの誤解を、初心者向けにわかりやすく解説。簡単な答えと詳細な背景で正しい理解をサポートします。
11:21
堅調推移のビットコイン過去最高値に迫る、米株指数上昇で強気ムード継続
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+1.1%の1BTC=108,590ドルに。 過去最高値は、今年5月に記録した112,000ドル。 先…
09:23
米タイム誌『最も影響力のある企業100選』にコインベース、仮想通貨業界の政策牽引で選出
米TIME誌が発表した「最も影響力のある企業100選」に米国の仮想通貨取引所最大手であるコインベースが選出された。株価は先週最高値を更新した。
06/29 日曜日
14:27
コインチェックの使い方・メリットと口座開設手順、アプリ活用法を解説
東証1部上場企業マネックスグループ傘下の仮想通貨取引所コインチェックについて、投資家目線でオススメする3つの注目ポイントを紹介。ビットコインのほかリップル(XRP)やネム(XEM)など多数のアルトコインを取り扱うなど、サービス充実度は目を見張るものがある。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルによるSEC相手の控訴取り下げやソラナ財務企業の株価暴落など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:28
BTCイールドとは?一株あたりのビットコイン量で企業価値を測る理由
BTCイールドはマイクロストラテジーが提唱し、メタプラネットも採用する“一株あたりのビットコイン保有量”で企業価値を捉える新指標。株式希薄化リスクやメリット、実際の数値をわかりやすく解説します。
11:30
ビットコイン下降チャネル上限届かず、PCE発表控え押し目形成の可能性に注意|bitbankアナリスト寄稿
今週の週次レポート 国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が、今週の暗号資産(仮想通貨)ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。 目次 ビットコイン・オン…
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メキシコ大富豪のBTC価格上昇予測に高い関心
今週はメキシコ大富豪のビットコイン価格上昇予測、米テキサス州のビットコイン準備金設立法案成立、金融庁の仮想通貨規制審議に関するニュースが最も関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧