はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

グレースケールが1週間でビットコイン17,100BTC追加購入へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場とBTC(ビットコイン)

欧米をはじめとする新型コロナウイルス感染拡大(第二波)懸念の強まりを受け、S&P500指数は7.89%下落。 過去1週間に渡る現金回帰で「米ドル」が急騰し、株式、金、ビットコインといったリスクオン資産は急落に見舞われた。

一方、25日の米株式市場では、ダウ平均が前日比358ドル(1.3%)高の2万7173ドルで終えている。

グレースケールがBTCを大量追加購入

GrayscaleInvestmentsは、過去1週間で17,100BTCを追加購入したことがわかった。

公式サイトに「デジタルゴールド時代の好機」のキャッチコピーを掲げるGrayscale Bitcoin Trustは、主に機関投資家からの需要を背景に、48億ドル(5000億円)相当のビットコインを保有するとされる。

2013年に設立されたGrayscale Investmentsは、デジタル通貨を主な投資事業とするDigital Currency Groupの子会社で、金融の中心地である米ニューヨークに本社を置き、そのほかの顧客は、ヘッジファンドやファミリーオフィス、年金、基金、適格投資家が含まれる。

「Grayscale Bitcoin Investment Trust」は、市場価格をベンチマークとする投資信託であり、投資対象をビットコインのみとした初の証券だ。とりわけ需要が高いのが、オープンエンド型投資信託の「グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)」である。

グレイスケールのBTC資産は、カストディアンとしてコインベースカストディが保管する。

GBTCは、1受益証券当たりのBTC保有比率が、ビットコイン市場価格に連動する投資成果を目指すものであり、仮想通貨特有の問題である「秘密鍵」などの漏洩・ハッキングリスクなどが存在しないことになることから機関投資家を中心に需要が拡大。「プレミアム(価格乖離)」が常態的に発生している。

グレイスケールは今年4月、20年第1四半期に3億8900万ドルがビットコイントラストに投資されたとしており、「1年間の流入が初めて10億ドルを超え、機関投資家がデジタル資産へのエクスポージャーを増やしていることを示している。」と明かした。

グレースケール四半期毎の累計流入データ

ビットコイン動向

28日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン(BTC)価格は、前日比+1.28%の115.3万円(10938ドル)と回復した。

27日に200ドルほど下落する場面があるも、10500〜10600ドルを割らずに切り返すなど一定の強さがうかがえる。続伸した場合、やはり11100ドルが攻防の要となりそうだ。

海外のアナリストNunyaBizniz(@Pladizow)は2015年比較のフラクタル分析を根拠に、大局的な下降トレンドを抜けた後、支持線の再チェックをしている段階との認識を示した。ロールリバーサルに成功すれば、長期的な強気相場の期待が膨らみやすくなる。

BTCチャート比較

関連:抑えておきたいテクニカル分析「ロールリバーサル」を初心者向けに解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/09 日曜日
11:30
週明けから急落のビットコイン、相場復調の前提条件は?|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン相場は続落の見通し。AIバブル崩壊や景気後退懸念から1560万円周辺まで下落。ただし短期筋の97%が含み損となっており、下値余地は限定的との指摘も。bitbankアナリストが今後の展望を解説。
11:00
週刊ニュース|金融庁の仮想通貨ETF関連デリバティブ国内提供への見解に高い関心
今週は、暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供に対する金融庁の見解、ビットコインの10万ドル割れ、仮想通貨の最新市場分析に関する記事が関心を集めた。
11/08 土曜日
13:55
JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガンが第3四半期にブラックロックのビットコインETFを207万株追加し、保有総数は528万株となった。6月から64%増加。
13:30
イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか
仮想通貨イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加している。The Blockが長期視点の投資家増加が示唆されると指摘した。ステーブルコインのインフラとしての期待も高まっている。
11:30
「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート
CryptoQuantが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインが10万ドル付近の重要サポートレベルで推移していると指摘した。複数の指標から現在の状況を分析している。
11:20
ストラテジー、STRE優先株を1株80ユーロで価格設定 1100億円調達予定
ストラテジーが10%利回りのSTRE優先株を1株80ユーロで発行し、7億1500万ドルを調達する予定。当初計画の2倍超となる775万株を発行し、資金はビットコイン取得に充てられる見込みだ。
10:12
ビットコイン再び10万ドル割れ、USDXデペッグがDeFiに波及し信用不安広がる|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは5日以来、再び一時10万ドルを割り込んだ。ステーブルコイン「USDX」の担保不足によるデペッグ(乖離)が複数のDeFiプロトコルに波及し、市場全体に信用不安を広げた。
09:50
トランプメディア、第3四半期に84億円の赤字、保有ビットコインの価値は73億円減
トランプメディアが第3四半期に5480万ドルの純損失を計上し、3四半期連続の赤字となった。保有ビットコインの価値は4800万ドル減少したが、オプション収入で1530万ドルを獲得。
09:35
カザフ、最大10億ドルの仮想通貨準備基金設立へ 2026年初頭立ち上げ予定
カザフスタンが最大10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を2026年初頭までに設立する。押収資産と国営マイニング収益を原資としてETFや関連企業に投資する方針だ。
08:25
XRP保有企業エバーノース、約120億円の含み損に 仮想通貨財務企業に圧力
仮想通貨XRPを企業の財務資産として保有するエバーノースが約2週間半で7900万ドルの含み損を抱えている。メタプラネットなど他の仮想通貨保有企業も大幅な含み損に直面している。
07:20
片山金融相「3メガバンクのステーブルコイン共同発行を支援する」
片山さつき金融相は、3メガバンクやプログマらが行うステーブルコイン発行の実証実験を金融庁がサポートすることが決定したと話した。決済高度化プロジェクトの設置にも言及している。
07:10
米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに
米FRBのミラン理事がドル連動型ステーブルコインを巨大な成長分野と評価した。一方で合成型ステーブルコインUSDXが大幅デペグを起こしバランサー攻撃の影響で連鎖的な危機が広がっている。
06:20
コインベース、Asterなど上場検討
米大手仮想通貨取引所コインベースが複数の銘柄を同社の上場ロードマップに新たに追加した。
05:55
ジーキャッシュ連日高騰、時価総額100億ドル突破 1カ月で約4倍上昇
プライバシー仮想通貨Zcashが過去1カ月で3倍上昇し時価総額100億ドルを突破。アーサー・ヘイズ氏らの支持やグレースケール関連商品の人気拡大が上昇を後押ししている。
05:35
リップルのロング社長、IPOの予定なしと再度表明
リップル社のモニカ・ロング社長が株式公開の計画はないと再び明言した。同社は企業価値400億ドルで5億ドルの資金調達を完了し、十分な資本があると説明している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧