はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社:1月から3月のXRP売却高は約183億円|2018年Q1XRPレポートを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

第1四半期XRP売却高
リップル社は2018年4月25日にXRP Market Report 2018年Q1(第1四半期)の公開を行い、同レポートにて第1四半期のXRPの売却高を発表しました。2018年第1四半期に当たる1月から3月の間での売却高は、1億6,770万USD(約183億円)相当となりました。

リップル社は2018年4月25日にXRP Market Report 2018年Q1(第1四半期)の公開を行いました。

このレポートの中で、リップル社が有するデジタルアセットであるXRPに関する売却の状況や、価格の推移について記載されています。

リップル社はこのように各四半期ごとのレポートの掲載を行なっていますが、昨年仮想通貨の価格が全体的に伸びた2017年第4四半期の情報を交えて見ていこうと思います。

第一四半期XRP売却高を発表

2018年第1四半期に当たる1月から3月の間での売却高は1億6,770万USD相当になりました。

これは現在のレートで換算すると約183億2786万円になります。

売却の内約は大きく分けて下記の2パターンとなります。

  1. XRP II,LLCが投資家に1,660万ドル(約18億円)相当のXRPが投資家に直接売却。
  2. リップル社はプログラムを通じて1億5,110万ドル(約165億円)相当のXRPを売却。

補足:XRP II,LLCはRipple社の完全子会社であり、Money Service Business(MSB)の登録ライセンスを有しています。

同社によると、2にあたる売却高はQ1内でのXRPの世界での取引高である1,600億ドル(17.4兆円)の0.095%に当たる、としています。

第1四半期は1・2・3月と3ヶ月の期間にあたるため、同社が定めるXRPロックアップのシステム上、各月で10億XRPずつがエスクローアカウントから解除され動かすことが出来るようになります。

今回の発表では、そのうちの約27億XRPが再度エスクロー口座に戻され、残る3億XRPがエコシステムへの投資に使われます。

XRPの推移

2018年初旬には、デジタルアセット市場の合計資本は6037億ドル(約66兆円)に達しました。

1月7日には仮想通貨市場の高騰がピークに達し8355億ドル(約91兆円)まで市場規模が拡大しましたが、この第1四半期の終わりには2635億ドル(28兆円)と56.3%の減少を記録しました。

このデータから第一四半期の変動が大きく現れたことがわかります。

第一四半期でのXRP価格の推移は、$1.91(約208円)が始め値、$0.51(約55円)が終わり値となり、73%の下落幅となりました。

同社の調べによると、第一四半期は大きな下落幅となりましたが、2018年3月31日のXRP価格は12月11日に比べ倍になりました。

また2018年第一四半期はXRPの出来高として過去最高となり、1600億ドル(17兆円)の取引が行われました。

全ての仮想通貨市場の資本は2017年11月24日と2018年3月31日で同水準となりましたが、XRPの市場シェア率は3.56%から7.57%へと2倍になっています。

XRPの全体のマーケット出来高のシェアは新たに18の取引所で上場されたことも恩恵となり6.9%になり、2017年のQ4(5.3%)と2017通年(5.0%)と比べ大きく伸びました。(XRPの取り扱う取引所は60を超えました)

XRP価格に影響が出た時価総額表示の変更

1月8日、coinmarketcap.comは韓国の仮想通貨レートをその価格指数から除外しました。

同サイトがこれを行う理由は、時には40%をも超える韓国の為替のプレミアの増加です(40%他の国の価格より高い状況)。

この変更によって市場価格内で1000億ドル(約11億円)分減った計算になります。

これは全ての仮想通貨価格に影響を与えたが、XRPは韓国マーケットからの出来高の比較的高いシェアを占めていたため、他のトップ5の仮想通貨が平均で7.2%の下落に対し、XRPは19.1%の下落を見せました。

xRapid

第一四半期では、リップル社は新たな5大xRapid採用企業として、Western Union, Cambridge Global Payments, MercuryFX, IDTとMoneyGramを発表しました。

これらの企業は、XRPを使うことでxRapidは流動性に関わるコストを抑え、劇的に支払いにかかる時間を短縮しかつ透明性の向上に繋げることができると指し示し続けています。

次の第2四半期では、リップル社はxRapidを採用する企業の数を増やし、既に採用した企業にも利用を促す見通しを立てています。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/27 木曜日
05:55
ビットコイン、売りは飽和領域に近づくか K33が長期的な買い場と分析
K33リサーチは仮想通貨ビットコインが過去最高値から36%下落した現在の相場を「感情主導の行き過ぎ」と分析している。現在の価格乖離が長期投資家にとって魅力的なエントリーポイントと見ている。
05:35
グレースケール、米国初でジーキャッシュETFの登録申請を提出
グレースケールが仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)を対象としたETFの登録申請を米SECに提出した。実現すればジーキャッシュに特化した初のETFとなり、同社は過去1カ月間でXRP、ドージコイン、ソラナの投資信託もETFに転換している。
11/26 水曜日
16:30
MEXC、毎月の準備金監査を導入 Hackenを独立監査人に任命
暗号資産取引所MEXCがブロックチェーンセキュリティ企業Hackenを独立監査人に任命し、毎月の準備金監査を導入。初回報告は11月末に公開予定。マークルツリー方式による検証の仕組みも解説。
15:35
ロビンフッド、予測市場向けデリバティブ取引所を新設 2026年運営開始
ロビンフッドがサスケハナと提携し、CFTC認可の先物取引所を買収。予測市場事業を強化し、2026年の独自取引所運営を目指す。市場規模は2035年までに955億ドルに達する見込み。
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
13:10
米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 
米CFTCのファム代理委員長が「CEOイノベーション・カウンシル」参加者の候補者推薦を呼びかけた。仮想通貨や予測市場の規制策定に向け、業界リーダーを募集している。
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧