はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ブータン、100BTCを売却 保有残高は9月末に枯渇の可能性=アーカム

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ブータン、今年だけで約362億円分のBTCを売却
  • 残高は約396億円相当、月78.5億円ペースで減少中

年内売却総額は約362億円に達する

ブロックチェーン分析会社のアーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)は12日、ブータン王国政府が保有ウォレットから100BTC(約810万ドル、約12.7億円)を移動させたと報告した。同社によると、現在の売却ペースが続いた場合、9月末までに保有残高がゼロになる可能性があるという。

アーカムが同日公開した追加データによると、ブータン政府の2026年年初来の売却総額は2億3,039万ドル(約362億円)に達し、残存保有量は約2億5,200万ドル(約396億円)相当。月平均の売却額は約5,000万ドル(約78.5億円)に達しており、現時点のビットコイン価格を前提に全保有分を売却した場合、オンチェーン上の利益は7億6,700万ドル(約1,204億円)を超える見込みだ。

関連記事:ブータン政府が新たに250BTC移動、今週550BTC以上のビットコインを送金

ブータン王国政府が10日に250BTCのビットコインを新規ウォレットに移動。オンチェーンデータから売却意図の可能性が指摘される中、今年の送出総額は2.3億ドルを超えている。

ブータンの仮想通貨保有は、国営投資会社ドゥルック・ホールディング・アンド・インベストメンツ(Druk Holding and Investments、DHI)が管理する。同国は余剰水力発電電力を活用してビットコインをマイニングし、2024年後半にはピーク時で約1万3,000BTCを保有していた。

採掘コストが実質ゼロに近いため、売却益はほぼ全額が純利益となる。売却先はシンガポールの取引会社QCPキャピタル(QCP Capital)などで、市場への急激な影響を避けるため分割売却が続けられてきた。

今回の売却が注目を集める背景には、ブータン政府が2024年12月に発表した「ゲレプー・マインドフルネス・シティ(Gelephu Mindfulness City)」構想がある。同プロジェクトへの資金拠出として最大1万BTCを充当するとの誓約が掲げられていたが、現在の保有残高はその条件を大幅に下回っている。

また、直近1年以上にわたり主要ウォレットへの大規模な入金が確認されておらず、マイニング事業が停止または縮小された可能性もある。

ブータンは依然として世界第7位の仮想通貨保有国とされているが、他の主要な機関・国家投資家がビットコインを積み増す中で、数少ない主要売り手として市場の注目を集めている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/06 土曜日
14:00
米SEC、トークン化証券枠組みを策定中
米証券取引委員会の取引・市場担当ディレクターがニューヨークで講演。トークン化証券の枠組み策定やCFTCとの規制協調、無期限先物の法的地位など最新の取り組みを説明した。
13:40
「ストラテジーと現物ETFがなければビットコインは2.2万ドルまで下落していた」Cryptoquant創設者が反論
仮想通貨分析プラットフォームCryptoquantのKi創設者は6日、ストラテジーと現物ETFが古参クジラの売却した124万BTCを吸収しなければ、ビットコインは現在も2.2万2,000ドル付近まで下落していた可能性があるとの見解を示した。
11:45
スペースXがxStocks初のトークン化IPO銘柄に、クラーケンで参加受付開始
仮想通貨取引所クラーケンのトークン化株式プラットフォーム「xStocks」を通じてSpaceXのIPO参加受付が始まった。EEAを含む110超の市場で利用可能で、割り当てを受けた投資家は公募価格で1:1裏付けのトークン化株式(SPCXx)を取得できる。
10:50
仮想通貨取引所で金銀や株式など伝統資産の先物が成長=クリプトクアント
仮想通貨取引所における現物取引高が縮小する一方、金・銀・原油などTradFi資産の永久先物が急拡大している。クリプトクアントが最新レポートで分析した。
09:45
米仮想通貨政策団体CCI、ヴォールト規制明確化連合を発足 ギャラクシーとモルフォが主導
仮想通貨業界団体CCIが5日、仮想通貨金庫の規制枠組み整備を目的とした「ヴォールト・コアリション」を設立。ギャラクシーとモルフォが中核を担い、a16zやビットゴーも参加する。
09:30
香港金融管理局、トークン化債券の専門家グループを結成
香港金融管理局は、トークン化債券の専門家グループを結成したことを発表。JPモルガン証券など香港のトークン化債券市場の発展に寄与する経験や関心を持つ専門家を集結した。
08:25
モルガン・スタンレーとギャラクシー、仮想通貨と現物ETFの交換スキームを発表
モルガン・スタンレーとギャラクシー・デジタルが、顧客の仮想通貨を現物ETFシェアに転換するリファーラル提携を発表。最低取引額を500万ドルに引き下げ、手続き期間も最大75%短縮できる。
07:15
ビットコイン年初来安値更新、米金利上昇と複合悪材料が重荷|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは6月6日未明、年初来安値を更新した。5日に公表された米雇用統計が市場予想を上回る内容となったことで米FRBによる金融緩和期待が後退し、金利上昇観測が強まった。
06:55
ジーキャッシュ脆弱性修正済みもZEC急落、サイファーパンクは「FUDだ」と反論
ジーキャッシュのOrcardプールに偽造可能な脆弱性が発覚・修正済みと公表され、ナスダック上場のサイファーパンク株が47%超急落。同社は流通供給量の1.88%にあたるZECを保有し、長期蓄積戦略の継続を表明。
06:20
米下院歳入委、仮想通貨課税の討議草案7本を公開 6月9日に公聴会
米下院歳入委員会が仮想通貨課税を包括的に見直す7本の討議草案を公開した。ステーブルコイン取引の非課税枠やステーキング・採掘・洗い売りルール等を個別に規定し、6月9日の公聴会で審議する予定。
06:05
ストラテジーのマイケル・セイラー会長「ビットコインは個人・企業・国家の資本」、4つのイデオロギーを提唱
ストラテジー創業者のマイケル・セイラー会長が5日、ビットコインコミュニティの思想を「マキシマリスト」「キャピタリスト」「テクノロジスト」「ファンダメンタリスト」の4類型に整理した論考をXで公開した。
05:45
セキュリタイズのSPAC合併、米SECが有効認定 NYSE上場へ
RWAトークン化インフラ企業のセキュリタイズが、カンター・フィッツジェラルド系SPACとの合併に向けSECの登録届出書承認を取得。6月29日の株主総会で承認されれば、米NYSE上場を果たす見通しだ。
05:00
グレースケール「ビットコイン底値形成には新たな買い手が必要」
グレースケール・リサーチがストラテジーのBTC売却を受けた市場変動を分析。レバレッジ型保有の集中リスクを指摘し、多様な買い手の参入なくして持続的な底値形成は難しいとの見解を示した。
06/05 金曜日
17:57
米ビットコイン・イーサリアム現物ETF、同日に純流入に転換
米国の仮想通貨現物ETFが6月4日に資金流入へ転換。ビットコインETFは305万ドル、イーサリアムETFは1,930万ドルの純流入を記録した。5月中旬から続いた資金流出の一服となるか注目が集まる。
17:27
a16z関連ウォレット、HYPEを追加取得か 2026年累計690万超に=オンチェーンデータ
a16z関連とされるウォレットが過去24時間で224,118 HYPEを取引所から引き出し、約1,516万ドル相当を取得。2026年の累計保有量は約690万(約3.22億ドル)に達し、平均取得単価46.7ドルで含み益は約1.31億ドル。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧