はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NTTドコモ・ベンチャーズ、BLOCKSMITH&Coの資金調達ラウンドに参加 Web3展開を加速

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NTTドコモ・ベンチャーズが出資

株式会社BLOCKSMITH&Co.(以下「BLOCKSMITH」)は22日、現在進行中のエンジェルラウンドに、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズが新たな投資家として参加したことを発表した。

国内大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostのエバンジェリストである高山も出資するBLOCKSMITHは、NTTドコモ・ベンチャーズとの連携を通じて、Web3のマスアダプション(広範囲にわたる採用)を目指している。ブロックチェーンサービスの普及と、より多くのユーザー層への展開が主な目標だ。

同社が注力しているプロジェクトの一つに、特許出願中の「顔認証Web3ウォレット」がある。dポイントクラブで9600万人の顧客基盤を擁するNTTドコモグループとの連携により、その利便性と安全性が一層向上する見込みである。BLOCKSMITHはスマートフォンゲーム(ソーシャルゲーム)開発のノウハウを活かしたブロックチェーンゲームの開発にも力を入れ始めている。

調達した資金はこれらのプロダクト開発や研究開発に充てられる予定。BLOCKSMITHは、2023年4月にAI Laboを設立し、関連技術の開発にも力を注いでいる。

関連:Web3のBLOCKSMITH&Co.と本人確認のLiquid、 「顔認証Web3ウォレット」の共同開発で業務提携

BLOCKSMITHの新サービス「QAQA」

NTTドコモグループは、様々なパートナーと協力し、Web3の普及と社会への実装を加速させるための取り組みを進めている。NTTドコモ・ベンチャーズのディレクターである小竹有馬氏は、BLOCKSMITHについて次のようにコメントしている。

BLOCKSMITHの新サービスであるQAQAはWeb3の知識が無い方でも簡単に始めることができ、ユーザーが興味のある趣味やカテゴリーに関するクイズに答えることで、ランキングの上位をめざしたり、希少価値の高いNFTを手に入れたりすることができるサービスです。たくさんプレイすることでコミュニティの中で人気者になることができ、そのことがユーザーのモチベーションになるという、大変ユニークなサービスであると考えています。

Web3のマスアダプションのための大きなポテンシャルを秘めたサービスであり、弊社としてもしっかり伴走しながら、事業の発展をめざしてまいります。

「QAQA(カカ)」は、クイズ出題や解答によりゲーム内通貨「Chip」を獲得し、それを暗号資産「BLQS」に交換できる、ユーザー投稿型のクイズ動画SNSだ。現在、QAQAのα版が先行プレイの応募者向けにリリースされており、クイズ出題や解答の基本機能のみが利用可能だ。今後、イベント機能やNFT、暗号資産「BLQS」、顔認証Web3ウォレットなどを順次追加していく予定である。

関連:マネックス証券、NTTドコモとマネックスグループの3社による資本業務提携を発表

株式上場を目指すBLOCKSMITH

これまで親会社であるKLab株式会社及び創業者で社長の真田哲弥による100%出資だったBLOCKSMITHは、今回初めて外部からの資本を受け入れ、Web3関連企業としては異例の株式上場を目指している。

これまでに参加している企業には、MZ Web3 ファンド、SBIグループ、SAKURA UNITED PLATFORM、Headline Asia、ガバナンス・パートナーズ株式会社、株式会社J-CAMなどが含まれる(順不同・敬称略)。

関連:Web3企業BLOCKSMITH&Co.、エンジェルラウンド( 2nd close)の資金調達を実施

Web3とは

Web3は、ブロックチェーン、仮想通貨、NFTを活用し、ユーザーに所有権を移行する新しいインターネットビジョンを指す。Web1が読み取り専用、Web2が読み書き可能なのに対し、Web3は読み書き+所有が可能となる。所有権の拡張、検閲耐性、分散型自律組織(DAO)、デジタルアイデンティティ、ネイティブペイメント(金融の自主性)など、ユーザーに革新的な機能を提供する。

▶️仮想通貨用語集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/28 金曜日
05:56
ビットワイズがアバランチETF申請を更新、最大70%のステーキング機能導入へ
ビットワイズが米証券取引委員会に提出したアバランチ現物ETFの申請書類を更新した。ティッカーはBAVAに変更され、保有AVAXの最大70%をステーキングできる仕組みを導入する。
05:40
ソラナミームコインBONKの現物ETP、スイス証券取引所に上場
ソラナミームコインBONKがスイスのSIX証券取引所で取引を開始した。ビットコイン・キャピタルが発行するETPにより、投資家は従来の証券口座を通じてBONKへのエクスポージャーを得られるようになった。
11/27 木曜日
17:20
モブキャストHD、ソラナ財団認定バリデータに選定 ステーキング運用規模を拡大
モブキャストHDがSolana財団の公式バリデータプログラムに採択。累計3億円・約1.1万SOLの取得実績が評価され、将来的には50万SOL規模の運用を目指す。
17:00
韓国大手取引所アップビット、約48億円の不正流出 全額を自社資産で補償へ
韓国最大の仮想通貨取引所アップビットがソラナネットワークで約48億円の不正流出を発表。24銘柄が流出も全額補償へ。ホットウォレットから未承認送金、入出金サービスは一時停止中。
15:07
リップル社のステーブルコイン「RLUSD」、アブダビADGMが正式認定
中東での企業利用が加速へ リップル社は27日、同社の米ドル連動型ステーブルコイン「RLUSD」が、アブダビ金融サービス規制庁(FSRA)により「法定通貨参照トークン」として正式…
14:02
Xapo Bank、ビットコイン信用ファンドの提供範囲を拡大
ジブラルタルのXapo Bankがビットコイン建て信用ファンドを全会員に拡大。初期段階で1億ドル調達。2022年の業界崩壊後、厳格なリスク管理で市場回復。長期BTC保有者向けに安定利回りを提供。
14:00
ビットコイン需要の低迷続く 市場は横ばいか=Glassnode分析
Glassnodeが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインの需要低迷を指摘した。新たな資金流入が回復するまで市場は狭いレンジで推移する可能性が高いと分析している。
13:55
タイ当局、サム・アルトマンのワールドコインに120万件の虹彩データ削除を命令
タイ個人情報保護委員会が、生体認証プロジェクトWorldに対し、仮想通貨と引き換えに虹彩スキャンデータを収集した行為が個人情報保護法違反として、120万件のデータ削除と業務停止を命令。世界各国でも同様の規制措置が相次いでいる。
13:35
世界取引所連合が米SECに書簡、仮想通貨企業への免除措置見直しを要請 トークン化株式に懸念
世界取引所連合が米証券取引委員会にトークン化株式を提供する仮想通貨企業への包括的な免除措置の見直しを求める書簡を送付した。ナスダックやCMEグループなどが加盟する同連合は、適切な規制遵守なしに仮想通貨プラットフォームが証券取引所の役割を果たすことへの懸念を表明。
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
10:30
韓国最大級仮想通貨取引所Upbit、ネイバーと合併 約1.5兆円規模の株式交換で傘下に
韓国IT大手ネイバーが仮想通貨取引所Upbit運営のドゥナムを1.5兆円規模で買収。韓国国内シェア7割超のUpbitとネイバーペイを統合し総合デジタル金融エコシステムを構築。2025年6月の合併発効を目指す。
10:15
BTCマイナーのクリーンスパーク決算発表、売上高が過去最高に AIインフラを拡大中
ナスダック上場のビットコインマイナー、クリーンスパークが決算報告。過去最高の売上高を記録した。AIとビットコインの両ワークロード対応の包括的プラットフォームへ進化中だ。
09:55
ソラナ特化型ウペクシが最大35億円調達、SOL財務戦略などに利用
ナスダック上場のウペクシが普通株式とワラントの私募により最大2300万ドルを調達すると発表した。調達資金は仮想通貨ソラナ財務戦略と運転資本に充てられる予定だ。
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
08:00
S&P、USDTのドルペッグ能力を最低評価に引き下げ
S&Pは、テザー社の米ドルステーブルコインUSDTに対する評価を最も低い「5」に引き下げた。仮想通貨ビットコインを準備資産として保有する割合などに触れ、判断の根拠を説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧