はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

秋元康らが挑む次世代アイドルプロジェクト、Web3基盤のAstar zkEVMを採用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アスター、アイドルプロジェクトに参画

渡辺創太率いるWeb3開発企業スターテイル・ラボは7日、アソビシステムをはじめとする国内主要エンターテインメント関係者が設立した「株式会社YOAKE entertainment」が推進するアイドルプロジェクトに参画することを発表した。

このパートナーシップは、トークンを駆使した新規アイドル経済圏の確立及びそのグローバル展開を目的としており、エンターテインメント業界で高名な秋元康氏との協力の下、世界を舞台にしたプロジェクトを進めることになる。

秋元氏の全面プロデュースにより、男性アイドルグループを発掘・育成し、Web3(分散型インターネット)技術を活用して新たなエンタメ経済圏を構築し、そのグローバル化を図る。トークン導入によって、ファンとアイドルとの新しい関係性を築き、世界中のファンが言語や地理的障壁を超えて支援できる環境を作り出すねらいだ。

トークンとは

暗号資産(仮想通貨)の一種で、発行者によって発行枚数などが自由に設定される「株式」のような性質を持つ。市場で自由に取引可能だが、特定の企業やサービスに紐づくユースケースが設計される。

このプロジェクト及びトークンの基盤として、スターテイル・ラボが開発に携わるイーサリアムのレイヤー2「Astar zkEVM」が採用された。さらに、スターテイル・ラボの渡辺創太は、YOAKE entertainmentの取締役に就任することとなった。

株式会社YOAKE entertainment 総合プロデューサー 秋元康氏は、渡辺氏への期待を次のように語っている。

“この人に出会わなければ考えられなかったこと”に出会うことが新しい可能性。創太くんにはそれを期待しているし、グローバルで勝つコンテンツができる未来があると考えてます。

スターテイル・ラボは、Astar zkEVM及びWeb3技術を利用して、エンターテインメントコンテンツに新たな価値をもたらし、その市場を広げていくことを目指している。Web3とエンターテインメントの融合により、トークンやブロックチェーン技術が日常的に使われるようになり、市場拡大が期待される。

スターテイル・ラボCEO / 株式会社YOAKE entertainment 取締役 渡辺創太氏は以下のように述べている。

エンタメとWeb3テクノロジーをかけ合わせることで、アクティビティをブロックチェーンに記録し、特定の行動を行った方向けのインセンティブ設計や、イベントに世界中の誰もが参加することが可能になります。エンタメコンテンツの可能性を広げ、グローバルで勝負していきます。

Astar Network(ASTR)は、Polygon Labsと共同で開発したAstar zkEVMを通じて、ユーザーフレンドリーな体験を提供する。特に、エンターテインメント分野での強化を図り、日本と世界のWeb3ユーザー、プロジェクト間の架け橋となることを目指している。

関連:アスターがzkEVM版メインネットを2月下旬に起動 6つの初期プロダクト公表

YOAKE entertainmentとは

株式会社YOAKE entertainmentには、秋元康氏や、日本のポップカルチャーを牽引するプロダクション大手アソビシステム、人材のマネジメント事業やIPイベントを手掛けるツインプラネット、東京ガールズコレクションの企画・制作会社W TOKYO、コンテンツ制作会社Y&N Brothersが参加。スターテイル・ラボと共に、インターネットを通じて全ての人が参加できる新しいエンタメ経済圏の創出を目指している。

デジタル技術の進展とグローバル化により、アイドル産業は大きな変貌を遂げており、、ファンとコンテンツの関係や楽しみ方、市場の範囲に影響を与えている。Web3の導入は、グローバルなファン獲得と影響力の拡大において重要な戦略である。

「YOAKE entertainment」のアイドルプロジェクトでは、トークンエコノミーの確立を通じて、ファンがアイドルグループを支援する活動からトークンを獲得できる仕組みを採用する。このシステムにより、楽曲の視聴、商品の購入、イベント参加、ユーザー生成コンテンツの投稿などを通じて、ファンとアイドル関係者がプロジェクトの長期的な成功に貢献するステークホルダーとして結びつけられる。

プロジェクトは、多言語でのコンテンツ展開とプロモーションを通じて、世界中の誰もが容易に参加できるようにすることを目指し、将来的には既存のアイドルグループにもトークンを導入し、グローバルなエンタメ経済圏を拡大する計画である。

関連:ソニーがブロックチェーン開発へ、スターテイル・ラボと合弁会社設立

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/24 水曜日
17:57
2025年の調整局面 過去サイクルの「仮想通貨の冬」との違いは?
2025年後半、仮想通貨市場は調整局面を迎えている。しかし過去2度の「冬」とは決定的に異なることがある。トランプ政権の支援、ETF普及、規制整備が同時進行。従来の4年サイクルが崩れる可能性も。2026年の市場展望を専門家の見解とともに解説する。
16:51
ガーナで仮想通貨取引が合法化、2024年取引高は4700億円規模
アフリカのガーナ議会が仮想資産サービスプロバイダー法案を可決し、約300万人が利用する仮想通貨取引を正式に合法化。中央銀行がライセンス発行・監督を担当し、2024年の取引高は4,700億円規模。個人の取引を保護しつつ、事業者には厳格な規制を適用する新たな枠組みを解説。
14:17
ビットコインとイーサリアムに資金集中 仮想通貨市場は年末調整局面へ=Wintermute分析
大手マーケットメーカーWintermuteの分析によると、仮想通貨市場ではビットコインとイーサリアムへの資金集中が加速。機関投資家は夏以降一貫して買い圧力を維持し、個人投資家もアルトコインから主要通貨へローテーションを開始している。
13:25
取引所クリプトドットコム、スポーツ予測市場でトレーダー募集 利益相反の懸念も
仮想通貨取引所クリプトドットコムがスポーツ予測市場のトレーダーを募集している。流動性提供を担当する職務内容だが、利益相反に当たるとの議論も浮上している。
10:20
ブラックロック、ビットコインETFを「今年の3つの投資テーマ」に選出
最大手資産運用会社ブラックロックが、仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」を2025年の上位3つの投資テーマに選出した。米国債などと並ぶ投資先として位置づけている。
09:46
コインベースがベース経由でSOL入出金に対応
コインベース取引所が23日、ベースネットワーク経由でのSOL入出金機能を開始。チェーンリンクとの協力により、外部ブリッジを使わずソラナとベース間の直接送金が可能に。ただし日本を含む一部地域では利用制限あり。
09:45
IMF「エルサルバドルのBTCプロジェクトに関する議論は継続中」
IMFは、エルサルバドルに関する職員の報告を公開。報告は40カ月間の中期融資制度のレビューに関する内容で、同国の仮想通貨ビットコインのプロジェクトにも言及している。
08:30
米Amplify ETFs、ステーブルコインとトークン化特化の新ETFを上場
米Amplify ETFsがステーブルコイン技術とトークン化技術に投資する2つの新ETFを発表した。ステーブルコイン市場は2030年に3兆7000億ドル、トークン化資産は3兆6000億ドルへの成長が見込まれている。
07:20
ロシア中銀、適格投資家以外の仮想通貨購入の認可を政府に提案
ロシア中銀は、仮想通貨規制のコンセプトを考案して政府に対して法改正の提案を行ったと発表。提案の内容や今後の計画を説明している。
06:55
ソラナ特化型ウペクシ社、シェルフ登録で柔軟な資金調達体制を構築
米上場のソラナ特化型企業ウペクシが米SECにシェルフ登録届出書を提出し、未使用のエクイティラインを解約する計画を発表した。資本調達の効率性向上とコスト削減を目指す動きとなる。
06:20
ビットコイン、金・銀と乖離し上昇に遅れ 大口売り圧力が要因に
仮想通貨ビットコインは金や銀と異なり最高値から30%下落したまま推移。8月以降ナスダックとの相関が乖離し、大口プレイヤーからの売り圧力が上昇を阻んでいると分析された。
05:35
米アリゾナ州、仮想通貨免税法案を提出
米国アリゾナ州で仮想通貨を州税から免除する法案が提出された。連邦レベルでは200ドル未満のステーブルコイン取引を非課税とする超党派法案の草案が発表された。
12/23 火曜日
18:30
CircleのStableFXとは?外国為替をステーブルコインで効率化する戦略を読み解く
1日1,400兆円超のFX市場に、Circle社がステーブルコインで挑む。StableFXの仕組み・強み・日本円ステーブルコインJPYC採択の背景まで、戦略を読み解きます。
18:16
ビットコイン、インフレ調整後の購買力ベースでは10万ドル突破せず=Galaxy分析
ギャラクシー・デジタルの研究者がインフレ調整後、ビットコインは「真の10万ドル」に未達と指摘。しかし日本の投資家は円安効果により米国投資家を大きく上回る実質リターンを獲得。円キャリートレードの典型例を分析。
18:00
edgeX(エッジエックス)とは?エアドロップ情報・使い方を解説
edgeX(エッジエックス)は累計取引高5,900億ドル超の永久先物DEX。独自トークンの発行やエアドロップも予定されています。本記事では特徴や使い方、流動性提供の方法、手数料・リスクまでわかりやすく解説します。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧