はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコインは米大統領選に向け10万ドルに到達する可能性」SCBアナリスト分析 7日の米雇用統計発表後に最高値更新の可能性も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン価格予想

英金融大手スタンダードチャータード銀行(SCB)でFX・デジタル資産のリサーチチームを率いるジェフリー・ケンドリック氏は6日、11月の米大統領選が近づくにつれて、暗号資産(仮想通貨)ビットコインは10万ドル(約1,550万円)に到達する可能性があると予測した。分析を入手した海外メディアが報じた。

ケンドリック氏は、ドナルド・トランプ氏が再選を果たせば、10万ドルに到達した後、24年末までにビットコインは15万ドル(約2,330万円)まで上昇するとも分析。なお、SCBは以前から、ビットコインの価格は24年末までに15万ドルに到達するとの見方を示している。

関連「ビットコイン相場は回復に転じた可能性」SCB銀の新分析

トランプ氏は先月、不倫の口止め料を巡って業務記録を改ざんした罪に問われた裁判で、有罪判決が下された。大統領経験者が刑事事件で有罪となるのは史上初めてで、この判決が今年の大統領選にどのような影響を与えるか、注目度が非常に高まっている。

一方、予測市場「Polymarket」によれば、トランプ氏が再選する確率は本記事執筆時点で55%。バイデン氏の確率は35%である。

関連トランプミームコイン、トランプ氏の有罪判決を受け乱高下

SCBはこの判決の前から、トランプ氏の再選は、仮想通貨市場には追い風になるとの見方を示していた。トランプ政権は、アルトコインの現物ETF承認を含め、仮想通貨に肯定的な規制を整備するだろうと予想している。

ETFとは

「Exchange Traded Fund」の略。金融商品取引所に上場している投資信託を指し、仮想通貨に限らず幅広い金融商品が取引されている。

▶️仮想通貨用語集

この見方は今でも変わっていないようで、ジョー・バイデン氏よりもトランプ氏の方が仮想通貨に肯定的であるとケンドリック氏は主張。その根拠として、米証券取引委員会(SEC)がイーサリアムの現物ETFの上場は承認したものの、バイデン大統領が仮想通貨の保管に関する会計公報121号(SAB121)を覆す決議案に拒否権を発動したことを挙げた。

関連バイデン大統領、SECの仮想通貨ガイドライン覆す決議案に拒否権発動

ケンドリック氏はこのような条件をもとに年末までにビットコインは15万ドルに到達すると予想。そうなれば時価総額も上がり、マイクロソフト、アップル、エヌビディアに続き、「3兆ドルクラブ」入りを果たすだろうとも述べている。

関連エヌビディア純利益7倍の好決算、AI関連の仮想通貨銘柄連れ高

他の価格予想

ケンドリック氏は今回、年末に向けた価格予想以外にも、短期的な相場分析も行った。

7日発表の米雇用統計が仮想通貨市場に有利な結果となれば、ビットコインは週末にかけて最高値を更新する可能性があると分析。そうなれば、6月末までに8万ドル(約1,240万円)に到達する道が開けるとの見方を示している。

関連「ビットコインは来週の米CPI発表後に最高値を更新する可能性」QCP分析

また、25年末までの価格については、1BTC=20万ドル(約3,110万円)に到達するという、これまでの予想を維持した。

関連ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
13:45
トランプ一族支援のアメリカンビットコイン、日本・香港企業買収を検討
ドナルドJrとエリック・トランプ氏が支援する米仮想通貨マイニング企業アメリカンビットコインが、日本と香港の上場企業買収を検討中。マイケル・セイラー氏の戦略に倣い企業財務でビットコイントレジャリー企業を目指す。
13:18
仮想通貨取引所ジェミナイがIPO届出書公開 リップル社からの信用枠も設定
米仮想通貨取引所ジェミナイがナスダックへの上場申請書類を公開した。2025年上半期は純損失が拡大も、リップル社から信用枠も確保している。
11:20
ニューヨーク州議員、仮想通貨取引に0.2%課税法案を提出
ニューヨーク州議会のフィル・ステック議員が仮想通貨取引に0.2%の物品税を課す法案を提出。ビットコインやNFT取引が対象で年間1億5,800万ドルの税収を見込む。
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧