コンセンサス上回る
米半導体大手エヌビディアは23日に2〜4月期の決算を発表。純利益は149億ドル(約2.3兆円)で、前年同期の20億ドルから7倍以上増加。調整後の売上総利益率は78.9%で、前年同期の66.8%から大幅に上昇した。株価は時間外で3%上昇した。
第1四半期の売上高は、前年同期比262%増の260億ドルだった。コンセンサスである246億ドルを超えた。
また、データセンター売上高に関しては、前年同期比427%増の226億ドルとなり、新記録を達成した。
株の配当については増額する予定で、新しい四半期配当は1株当たり10セントとなり、以前の4セントから150%と増加する。
次の四半期見通しについては、売上高をプラスマイナス2%の280億ドルと予想し、コンセンサスの267億ドルを上回り、バイサイド(運用会社など)の期待に応える内容となった。
さらに、同社は1株を10株に分割する予定も発表した。「従業員や投資家にとって株式保有をより身近なものにするため」と説明した。
エヌビディアの好決算を受けて、FETやRender、AR、AGIX、TAOなどの仮想通貨AI関連銘柄は全面高になった。
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