債権者への返済を実施
2014年に経営破綻したマウントゴックスは7月5日、債権者への返済を実施したと発表した。一部の仮想通貨取引所を通じて、債権者に対してビットコイン(BTC)およびビットコインキャッシュ(BCH)による弁済を行ったという。
マウントゴックスが一時公開し、その後非公開とされた書簡によると、「その他の再生債権者への弁済については、再生債権者が登録したアカウントの確認や、取引所による代理受領合意に関する承諾の調整が完了次第、速やかに実施する」としている。
事前の報告によると、マウントゴックスが管理している資産総数は、142,000 BTCと143,000 BCH、さらに非公開の現金とされている。
5日の13時には、ブロックチェーン追跡データから、マウントゴックスとマークされているコールドウォレットのアドレスから国内の仮想通貨取引所ビットバンク(bitbank)など複数箇所へ1,544.67 BTC(約134億円)および1,157.1 BTCの送金が確認されていた。
ビットバンクやSBIVCトレードは、マウントゴックス債権者の代理受領業者として指定されている。
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