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ネクソン、NFTゲーム『メイプルストーリーN』のシナジーアプリなどを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「メイプルストーリーN」のエコシステム

大手ゲーム開発企業ネクソン(NEXON)のブロックチェーン子会社であるNEXPACEは9日、東京で開催されたWeb3カンファレンス「Xangle Adoption 2024」に出席。新作ゲーム「メイプルストーリー・ユニバース」エコシステムの立ち上げを発表した。

「メイプルストーリー・ユニバース」は、世界で1億8,000万人を超える登録ユーザー数を誇るネクソンのゲームタイトル「メイプルストーリー」のブロックチェーン版だ。パソコンベースのMMORPG(大人数参加型オンラインRPG)ゲームとなる。

「メイプルストーリー・ユニバース」は暗号資産(仮想通貨)アバランチのチェーン上で作成される。2022年より、100人を超えるチームで開発を開始していた。

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NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

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「メイプルストーリー・ユニバース」は、6月24日に公式サイトを「The Genesis」としてリニューアル。ポイントを報酬としてもらえるクエストなども開催している。

また、7日までテスターを募集していた。選ばれたテスターは公式リリース前の7月24日~8月2日に試験プレイを行える。限定供給の報酬システムやユーザー主導の価格設定システムなど、ブロックチェーン要素もテストできる。

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5つのアプリをリリースへ

NEXPACEは、今後5つのアプリをリリースする予定だ。まずゲーム本体と、「シナジーアプリ」と呼ばれるNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス、クエスト、エクスプローラー、ナビゲーターの4つである。

出典:NEXPACE

ゲーム本体「メープルストーリーN」は、既存の「メープルストーリー」にブロックチェーンテクノロジーを統合し、NFTを通じてゲーム経済システムを構築する。また、MMORPGとして、アイテム取得、キャラクターの成長、戦略、競争、リソースの蓄積、プレーヤー同士のつながりなどといった要素を持つものだ。

「メープルストーリーN」は限られたアイテム数や、需要と供給に基づく動的な価格設定など、現実世界の経済概念を導入しており、戦略的により楽しめるようになっている。ゲーム内のすべてのアイテムとキャラクターは数量限定のNFTだ。

NFTマーケットプレイスは、ゲームとは独立して運営されており、様々なサーバー間での取引を可能にしている。

エクスプローラーは、「メイプルストーリー・ユニバース」ブロックチェーン上のアクティビティや主要な指標を追跡できる。また、プレイヤーは、アイテムナビゲーターというツールを使用して、多様なゲーム内アイテムの詳細を調べることも可能だ。

クエストは、プレイヤーが様々なアクティビティに参加することで、報酬ポイントを受け取ることができるプラットフォームとなる。

評価されるアクティビティの中には、ソーシャルメディア活動、Webアプリのサービスと開発などの他、記事やイラスト、動画、コメントなどコンテンツの作成も含まれている。

今後のスケジュールとしては、8月に重要な発表を予定。また、9月には各アプリのテストが、10月には新たな発表が予定されている。なお、「メイプルストーリーN」のメインネット版は年内にリリースされる見込みだ。

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