ビットコイン5万ドル回復の恩恵
米国企業「マイクロストラテジー」の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)保有資産の含み益はビットコインの値上がりに伴い、初めて40億ドル(約6000億円)を超えた。
同社は現在190,000 BTCのビットコインを保有。先週850 BTCを買い増ししたばかりだった。
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同社のビットコインの平均取得単価は31,224ドルで、1 BTCあたりの含み益は、20,611ドルと試算できる。
マイクロストラテジーは、2020年8月に資本配分戦略の一環として最初に2.5億ドル相当のビットコインを購入し、高リターンの可能性とインフレ対策としてのその革新性に賭けた。コロナ禍真っ最中の8月のビットコインの価格は約12,000ドルだったが、現在はその4.3倍となっている。
また、ビットコインを大量に保有していることから、今年1月に米国でビットコインETFが承認されるまでビットコインETFのプロクシーとして機関投資家の投資対象にもなっていた。
マイクロストラテジーの株価は、2022年の底値から5倍上昇。「ビットコイン・マキシ」と知られる同社のマイケル・セイラー会長は先日のCNBCのインタビューで、会社を「ビットコイン開発会社」とリブランディングする計画を明かした。
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半減期特集
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— CoinPost(仮想通貨メディア) (@coin_post) December 21, 2023
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