はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン大量保有のマイクロストラテジー会長、米CNBCで展望や事業方針語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

セイラー氏がビットコイン市場を予測

米マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長は、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)が5万ドルを突破したことを受けて米CNBCに出演。ETF(上場投資信託)など今後の市場について展望を語った。

セイラー氏は、今やビットコインは世界でも人気の高い投資資産だとして次のように述べている。

ビットコインは斬新、デジタル、グローバル、独自であり、従来のリスク資産とは相関関係がない。そのため、判断能力のある投資家のポートフォリオには、自然と追加されることになるだろう。

また、次の10年はビットコインの「ゴールドラッシュ」時代となり、供給が制限される中で需要は伸びると予測した。ビットコインに対する不確実性や疑いは縮小し、ビットコインに対する認識や規制の明確さも成熟するだろうとしている。

ビットコインETFについては「これらのETFに流入するビットコインへの需要は、マイニング事業者からの供給よりも10倍多い」と意見した。

関連: GBTC除くビットコイン現物ETF、BTC合計所有量がマイクロストラテジー以上に

2024年4月頃に見込まれるビットコインの半減期を前にして、マイクロストラテジーは1月にも850 BTC(時価約63億円)を追加購入している。

ビットコイン急騰に伴い、マイクロストラテジーの株価は12日に前日比9.8%高となり一時700ドルを超えた。

関連: ビットコイン高騰で50000ドル突破、強気トレンド鮮明に

半減期とは

ビットコインなど仮想通貨のマイニング報酬(=新規発行量)が半分に減るタイミングを指す。仮想通貨にはインフレを防ぐために「発行上限」が定められているものが多く、一定周期で訪れる半減期の度に、新規発行量が半分に減る仕組みになっている。供給量が減ることで希少価値が大幅に上昇し、価格が高騰しやすくなるため、仮想通貨特有の注目イベントでもある。

▶️仮想通貨用語集

関連: 「今回のビットコイン半減期は前回と違う」グレースケール分析

「ビットコイン開発会社」としてブランディング

セイラー氏は、マイクロストラテジーを「ビットコイン開発会社」としてリブランディングするとも話した。同社は、世界的にもビットコインを財務資産として最も多く所有する上場企業だ。

セイラー氏は、「私たちは株主のためにビットコインを蓄積できるように、ソフトウェアを開発し、キャッシュフローを生み出し、資本市場を活用していく」と述べた。ビットコインネットワークの成長を促進するとも続けている。

ビットコイン戦略が成功しており、そのことが評価されて企業価値が上がっているため「ビットコイン開発会社」と自称するのは理にかなっていると説明する格好だ。

マイクロストラテジーの主力事業はビジネス・インテリジェンス(BI)であり、ビジネスデータの分析プラットフォームを提供している。最近ではAIベースのBIツール「MicroStrategy AI」を市場に投入した。

昨年には、ビットコインのL2技術「ライトニングネットワーク(LN)」を活用した報酬プラットフォームを開発する計画も明かしている。

関連: 初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ビットコインETF特集
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。
14:49
日本初の仮想通貨建てクレジットカード「Slash Card」が登場 β版の事前登録開始へ
日本初の暗号資産建てクレジットカード「Slash Card」がβ版の事前登録を開始する。米ドル連動型ステーブルコインUSDC担保サービスで物理・バーチャル両対応。ソラナやイーサリアムなどマルチチェーン互換性とトークン還元リワードを特徴とし、Web3技術を現実世界の決済に橋渡しする。
13:30
ビットコイン需要減少で市場脆弱性指摘、イーサリアム大口投資家は巨額含み損で売却継続=アナリスト
Cryptoquant分析によると、ビットコインのオンチェーン需要指標がマイナス転換し短期調整リスクが高まる。一方でETH大口投資家は3週間で9万5313ETHを償還、4260万ドルの含み損を抱える状況。
13:05
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、約320億円調達でビットコイン購入とマイニング機器導入へ
エリックとトランプ・ジュニア氏が支援するビットコインマイニング企業American Bitcoinが2億2000万ドルを調達。ビットコイン購入とマイニング機器導入に充当予定。
12:00
金融庁、ステーブルコイン健全発展のための報告書を公表 不正リスクや今後の課題を分析
金融庁が仮想通貨ステーブルコインの健全な発展に向けた報告書を公表した。不正利用の実態と今後の規制課題を分析調査する内容だ。
11:05
取引所BybitとKraken、ソラナ基盤トークン化株式「xStocks」を190カ国で提供開始
世界第2位の仮想通貨取引所BybitがBacked社のトークン化株式サービス「xStocks」を取り扱う。Apple、Amazon、Microsoft等60銘柄超をソラナブロックチェーン上で24時間365日取引可能に。
10:40
トランプ氏関連のミームコイン「TRUMP」、口座開設キャンペーンで配布へ
ドナルド・トランプ氏が公認とされるミームコイン「TRUMP」がもらえるキャンペーンがBITPOINTで7月末まで開催中。特典内容や条件を詳しく解説します。
10:20
国内Web3関連企業BACKSEAT、組み込み型Web3体験でブロックチェーン社会実装目指す
BACKSEAT株式会社が第三者割当増資により累計14億円の資金調達を完了。Spiral CapitalとHeadline Asiaが共同リード投資家として参画し、組み込み型Web3体験の実現に向けサービスローンチを本格化。
10:02
ロビンフッド、トークン化した米国株やETFの取引サービスを欧州で提供
仮想通貨などの投資アプリを提供するロビンフッドは、トークン化した米国の株やETFの取引サービスをEUユーザー向けにローンチしたと発表。独自ブロックチェーンを開発していることも明かした。
09:55
テキサス州、戦略的ビットコイン準備金設立に続き「金・銀」を法定通貨として認可
テキサス州のアボット知事が金・銀を日常取引の法定通貨として認可する法案に署名。戦略的ビットコイン準備金設立法案も成立し、米国初の大規模な貴金属・仮想通貨政策を実現。
09:40
ビットコインマイニング難易度が7.5%低下 米テキサス州猛暑が影響か
仮想通貨ビットコインのマイニング難易度が約7.5%低下した。米テキサス州の猛暑による電力制限が主要因と指摘されている。6月中旬にハッシュレートも下落していたところだ。
09:15
ナスダック上場企業SRM、140億円のトロン財務戦略完了でTRXをステーキング
フロリダのテーマパーク向け記念品製造企業SRM Entertainmentが、1億ドルのTRON財務戦略の一環として3.65億TRXをJustLendにステーキングした。年率最大10%のリターンを目指す。
08:55
ドイツ最大手銀行グループ『シュパーカッセ』、2026年夏に個人向け仮想通貨取引開始へ=報道
ドイツ最大の銀行グループSparkassenが方針転換し、個人顧客向けビットコインなど仮想通貨取引サービスを2026年夏に開始予定。EU規制整備を背景に3年ぶりの決定となる。
08:10
SEC、ビットワイズ・イーサリアムETFのステーキング承認判断を延期
米証券取引委員会がビットワイズ社申請のイーサリアムETFのステーキング機能追加提案の承認判断を延期。投資家保護と公正な市場慣行への適合性について追加審査を実施中。
07:45
サークル、米国でナショナル・デジタル通貨銀行設立を申請
米ステーブルコイン発行企業サークルが米通貨監督庁にナショナル・トラスト銀行設立を申請。承認されればUSDC準備金の自己管理と機関投資家向け仮想通貨カストディサービス提供が可能に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧