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ストラテジー社、3000億円相当のビットコイン買い増し  保有数量は発行上限の2.3%超に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインを買い増し

米ストラテジー(旧マイクロストラテジー)社は24日、18日から23日の間に暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を20,356BTC買い増ししたことを公表した。

今回は19.9億ドル(約2,980億円)の現金を使い、平均取得単価は97,514ドル(約1,460万円)だったと説明。同社の23日時点におけるビットコイン保有量は499,096BTCである。

これまで同社がビットコイン購入に使った金額は合計331億ドル(約4.9兆円)。全体の平均取得単価は66,357ドル(約990万円)である。23日までの購入で、ストラテジー社が保有する数量はビットコイン発行上限の2.3%超となった。

同社は今月5日の決算発表まで12週連続でビットコインを購入するなど、現在もビットコイン投資戦略を継続している。

以下のグラフは、現時点では1月26日までのデータしか確認できないが、「The Block」が公表しているストラテジー社のデータ。紺色の部分がビットコイン保有量(左軸)、ピンク色の線が平均取得単価(右軸)の推移を表している。

なお、16日までの1週間はビットコインの購入はしていないことを18日に公表。一方で同日に、ビットコインの買い増しなどに使用するため、20億ドル(現レートで約2,990億円)規模の無利息転換社債を発行して資金調達する計画を発表していた。

関連ビットコイン買い増し予定、米ストラテジーが新たな資金調達へ

今回のビットコイン購入には、この社債で調達した資金を使用したと説明している。

ビットコイン購入戦略のリスク

ビットコイン購入戦略を継続するストラテジー社の株価は前月比など短い期間ではマイナスだが、6カ月前比では100%超、前年比では300%超上昇している。同社の株は、ビットコインへの間接的なエクスポージャーの獲得手段の1つとして、一部の投資家から認識されている。

同社は18日に、米証券取引委員会(SEC)に報告書類を提出し、ビットコインの購入戦略を続けることに関するリスクを説明した。特にデジタル資産の評価額で大きな損失を被った場合は、今後の一定期間は黒字化が困難になる可能性があると述べている。

その主な要因はまず、ビットコイン価格が下落する可能性があること。また、2022年のインフレ抑制法の下で、保有するビットコインの未実現利益に課税される可能性があるとも説明した。

関連米ストラテジー社、ビットコイン戦略のリスクを明示 税制適用や価格変動の可能性に言及

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