はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ、BTCの10万ドル割れリスクやETH価格100倍の可能性など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(31日〜6土)

  • ビットコイン(BTC):110,717ドル +2.1%
  • イーサリアム(ETH):4,306ドル -1.2%
  • XRP(XRP):2.82ドル +0.5%
  • ソラナ(SOL):203.74ドル +0.1%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

110億ドル相当のBTC資産を保有していた大口ビットコイン投資家が月曜日、2,000BTCを売却し4時間で4万8,942ETHを購入したとルックオンチェーンが報告。この投資家は前週日曜日にも4,000BTCを売却して9万6859ETHを取得しており、継続的にBTCからETHへの資金移動を実施している。

関連:ビットコインクジラがイーサリアム大量購入継続、38億ドル超を保有

また、米ストラテジー社(旧称マイクロストラテジー)が2日、8月26日〜9月1日の間、4,048BTCを約4.5億ドルで購入したと発表。1BTCあたりの平均コストは110,981ドルだった。

関連:ストラテジー、666億円でビットコインを追加購入 S&P500指数編入の可能性も

さらに、仮想通貨リサーチ・仲介会社K33のヴェトレ・ルンデ調査責任者が、ビットコインが9月に不安定な状況で月入りしたと分析。関税圧力の復活や米経済指標発表、同月の歴史的弱さが重なり、最高値付近の「心地よい無感覚」から市場が覚醒する可能性がある。新たな売り圧力により10万ドルを割り込むリスクを指摘した。

関連:ビットコイン、9月の歴史的弱さとマクロ要因で10万ドル割れリスク K33が警告

他には、ビットコインなどの仮想通貨が、「Red September(赤字の9月)」と呼ばれるパフォーマンス低迷月に入ったことが注目を集めた。あくまで過去の傾向ではあるが、「Coinglass」のビットコインのデータを見ると、2013年以降9月のリターンがマイナスになったことが8回ある。

関連:ビットコインは2025年も「赤字の9月」になるか 過去と今後の相場を分析

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアムの共同創設者ジョセフ・ルービン氏が、「イーサリアムは現在の価格から100倍に成長する可能性がある」との強気発言を行い、注目を集めた。ルービン氏は8月31日、Xの投稿で、今後イーサリアム価格が100倍以上に上昇し、ビットコインの経済的基盤を追い越す存在となると主張した。

関連:イーサリアム価格100倍の可能性? 共同創設者ルービン氏の強気予測と根拠を解説

また、米ナスダック上場のイーサリアム特化投資企業シャープリンクゲーミング(SBET)が過去1週間で39,008ETHを平均価格4,531ドルで取得したと2日に発表。同社の保有ETHは837,230枚となり、現在価値で約36億ドルに達した。

関連:イーサリアムトレジャリー投資が加速、上場3社が数十億ドル規模でETH取得・運用

さらに、米上場のイーサリアムトレジャリー企業ビットマイン(BitMine Immersion Technologies:BMNR)が2日、保有するイーサリアムが約186万枚に達したと報告。これは、現在のイーサリアム供給量の約1.5%にあたり、記事執筆時点での時価は1兆円を超えている。世界の企業の中でも1位の保有量だ。

関連:ビットマイン、保有イーサリアムが1兆円突破 トム・リー会長は対BTC比率上昇を予想

関連:イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

時価総額4位:XRP

米Ripple(リップル)社が4日、米ドル建てのステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」を、アフリカ地域で利用可能にすると発表。ユーザー規模500万の送金アプリのChipper Cash、仮想通貨取引所VALR、ナイジェリア拠点の決済企業Yellow Cardの3社と提携する。

関連:リップル社、ステーブルコイン『RLUSD』をアフリカ3社と提携し提供開始

関連:XRPの買い方|初心者が知るべき投資メリットと注目点、最適な取引所選び

時価総額6位:ソラナ(SOL)

ソラナコミュニティは2日、大型アップグレード「アルペングロー(Alpenglow)」に圧倒的多数が賛成票を投じ、新たなコンセンサスプロトコルの導入を承認。このガバナンス投票の結果は、コミュニティの絶大な支持を示している。

関連:ソラナ、年末までに37000円に上昇の可能性 大型アップグレード承認で=MEXCアナリスト

また、ナスダック上場の仮想通貨企業ギャラクシー・デジタルが3日、SEC登録株式をソラナブロックチェーン上で直接トークン化すると発表。主要ブロックチェーン上で公開株式をトークン化する初の事例となる。

関連:ギャラクシー・デジタル、株式をソラナでトークン化 ナスダック上場企業初の試み

関連:ソラナ(SOL)の買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/10 月曜日
18:00
ステーブルコインの正式認可を背景に、通貨の新時代をテーマとした金融カンファレンス「MoneyX(マネーエックス)」開催決定
MoneyX 2026年2月27日開催、日本円建ステーブルコインの社会実装を議論する次世代金融カンファレンスが発表された。WebX実行委員会主催、JPYC・Progmat・SBI・CoinPost企画運営。参加無料、オフライン限定。
17:45
メタマスクのガス代とは?初心者向けに仕組みと節約方法をわかりやすく解説
メタマスクで暗号資産を送金する際に必要な「ガス代」を初心者向けに解説。イーサリアム、Polygon、Solanaなど各ネットワークで必要なトークンの違いや、リアルタイム確認方法、手数料を節約するコツまで図解付きでわかりやすく紹介します。
17:00
WebX 2025開催記念、ショートフィルム『#ThinkFuture』シリーズを公開
未来への問いかけ 大型カンファレンス「WebX 2025」の開催を記念して制作されたショートフィルム『#ThinkFuture』シリーズが、CoinPostとあたらしい経済が共…
16:44
音楽業界初のIEO「Fanpla」販売結果は申込倍率9倍に 11日にコインチェックで取引開始
国内9例目、音楽業界初のIEOとなったFanpla(FPL)の販売結果が発表された。申込倍率は9.06倍、申込総額は90.6億円に達し、28,523口座が参加。11月11日に取引開始予定。
16:36
米CFTC代行委員長、レバレッジ付き仮想通貨現物取引の導入を推進
米CFTCのファム委員長代行が、レバレッジ付き仮想通貨現物取引を来月にも開始する方向で調整中と確認。CMEやコインベースなど規制取引所と協議を進め、長年禁止されてきたレバレッジ現物取引を「管理」へ移行させる規制上の節目に。
15:41
5つのXRP現物ETFが上場準備完了、11月中の米国デビューなるか
フランクリン・テンプルトンなど大手5社のXRP現物ETFがDTCCに登録完了。11月中の取引開始に向け最終段階、機関投資家の関心高まる。
14:46
Smart Pocket、30億ドル規模のIPミーム・エコシステムをつなぐ基軸通貨「SPトークン」をローンチ
Smart Pocketが30億ドル規模のIPトークン市場をつなぐ基軸通貨「$SPトークン」を正式ローンチ。総額3億5,000万ドルのSeason 2エアドロップも開始。世界初のIPトークン特化型ローンチパッドの新展開。
12:28
ビットコイン105,500ドルに反発、トランプ給付金案と政府機能回復への期待高まる
仮想通貨市場ではビットコインやアルトコイン相場が反発し105,500ドルに。米国で2,000ドルの特別給付案が浮上し、2020年の景気刺激策時のような流動性流入への期待が高まる。政府閉鎖の終息見通しと90億ドルの取引所資金流入も追い風。
12:09
RWAトークン市場で金(ゴールド)担保型が躍進、機関投資家の関心集まる
ゴールド価格の上昇を背景に、金担保トークンXAUTの時価総額が30日で39%増の成長を示している。10月にはXAUT専門のトレジャリー企業オーレリオン社が誕生した。
11:48
仮想通貨ウォレットのLedger、米国でIPOまたは資金調達を検討=報道
ビットコインなど仮想通貨のハードウェアウォレット大手Ledgerが米国でのIPOまたは資金調達を検討。仮想通貨盗難が増加する中、2025年の売上は過去最高を記録している。
11/09 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルの770億円調達やジーキャッシュ高騰の背景分析など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
週明けから急落のビットコイン、相場復調の前提条件は?|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン相場は続落の見通し。AIバブル崩壊や景気後退懸念から1560万円周辺まで下落。ただし短期筋の97%が含み損となっており、下値余地は限定的との指摘も。bitbankアナリストが今後の展望を解説。
11:00
イーサリアム(ETH)の仮想通貨取引所 9社機能比較
イーサリアム(ETH)取引に最適な暗号資産(仮想通貨)取引所を比較。ステーキング、レンディング、各種手数料、機能、出金サポート体制を徹底分析。読者に合った取引所を見つけるためのガイド。
11:00
週刊ニュース|金融庁の仮想通貨ETF関連デリバティブ国内提供への見解に高い関心
今週は、暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供に対する金融庁の見解、ビットコインの10万ドル割れ、仮想通貨の最新市場分析に関する記事が関心を集めた。
11/08 土曜日
13:55
JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガンが第3四半期にブラックロックのビットコインETFを207万株追加し、保有総数は528万株となった。6月から64%増加。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧