はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携 ウォレット内取引が可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ファントム、予測市場機能をウォレットに統合

主要仮想通貨ウォレットのファントム(Phantom)と予測市場プラットフォームのカルシは12月13日、ウォレット内で予測市場取引が可能になる新機能を発表した。2,000万人以上のユーザーを持つファントムで仮想通貨、スポーツ、文化に関するイベントの予測市場を発見し、トークンスワップと同じ簡単さで取引ができる。

ファントムのブランドン・ミルマン最高経営責任者は、仮想通貨を直感的にする同社の理念を予測市場にも適用したと述べた。ユーザーはカルシの規制対象イベント市場を参照するトークン化されたポジションを、DeFi、パーペチュアル、ステーブルコインと同じコミュニティ内でリアルタイム取引できる。

ユーザーはソラナトークンまたはキャッシュを使用でき、資金預入や追加アカウント作成の手間なくカルシの予測市場を参照するトークン化ポジション(yes/no)を購入できる。各イベント中はライブ価格、オッズ、スコア、最新情報を追跡でき、市場とポジション決済時に通知が届く。

新機能はファントムにソーシャル的な要素も導入した。各市場にはライブコミュニティチャットが設けられ、ユーザーはオッズの変動に合わせてアイデアを共有し、センチメントを追跡し、活発な会話に参加できる。トークンスワップやパーペチュアルなど既存取引ツールを補完する形で、新しい金融活動にアクセスする単一の拠点を提供する。

カルシのタレク・マンスール最高経営責任者は、ファントムが実世界のイベントに意見を表明したい数百万の仮想通貨ユーザーに市場を提供する主要な成長チャネルを開くと述べた。グーグル・ファイナンス、NHL、CNN、CNBCなど複数企業が最近カルシの予測市場データを採用し始めた。

関連:カルシが米CNNの公式パートナーに、予測市場のリアルタイムデータを報道に統合

CFTCの監督下で運営されるカルシは、米国でのイベント取引の制度化を主導してきた。グローバルニュース、スポーツシーズン、経済データ発表、エンターテインメントイベントなどの明確で客観的に解決可能な結果について取引できる市場を提供している。一方、インサイダー情報による取引への懸念も見られる。

関連:メタマスク、予測市場取引機能を導入 ポリマーケットと連携しウォレット内で完結

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧