- AWS上でLINKのデータを提供、RWA構築を容易に
- 準備金証明などの主要機能を実装
トークン化資産などで利便性向上
アマゾンが提供するクラウドサービスAWSは24日、マーケットプレイスで暗号資産(仮想通貨)チェーンリンク(LINK)のデータ標準を利用可能にしたと発表した。
開発者や企業はAWSのコンピューティング、ストレージ、データベース、APIインフラストラクチャを、より簡単にチェーンリンクのスマートコントラクト機能と合わせて使用することができるようになる。
AWSは、コンピューティング、ストレージをはじめとする包括的なクラウドサービスを通じて、金融機関のインフラを支えているところだ。
チェーンリンクのオラクル・インフラは、AWSのプラットフォームとブロックチェーン・ネットワーク上に展開されたスマートコントラクト間の安全な双方向接続を提供し、AWSで使える機能を拡張する。
これにより、開発者はトークン化資産やスマートコントラクトと連携するアプリケーションを構築する際に、親しみのあるAWSの環境を利用できるようになった。
AWSのブロックチェーン専門家サイモン・ゴールドバーグ氏は、金融機関に必要なセキュリティや法的順守を維持しながら、クラウドとブロックチェーンを接続する上で、今回の導入が役立つと説明した。
特に、現実資産(RWA)トークン化などで有用である。資産トークン化では、そのトークンに価値と有用性を与える現実世界のデータ(価格、所有権記録、コンプライアンス状況、準備金の検証など)が必要だ。
チェーンリンクの分散型オラクルネットワーク(DON)は信頼性の高い金融データのオンチェーン化、ブロックチェーン間でのトークンやメッセージの転送、コンプライアンスポリシーの自動適用などの機能を提供して、この問題を解決する。
オラクルとは
ブロックチェーン外部のデータ(価格、天気など)をスマートコントラクトに取り込む技術のこと。
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今回の導入により、特にAWSユーザーは、3つの主要なチェーンリンク機能である、データフィード、データストリーム、プルーフ・オブ・リザーブのサービスを利用できるようになる。
データフィードは、評価、決済、リスク管理のための分散型価格および市場データへのアクセスを提供し、データストリームは、リアルタイム・アプリケーション向けに高速かつ低遅延のデータを供給可能だ。
また、プルーフ・オブ・リザーブ(準備金証明)は、ステーブルコインやトークン化資産を裏付ける資産を証明するための標準である。
関連記事:チェーンリンク、米国株式データの24時間提供を開始
チェーンリンクが米国株式とETFの市場データを週5日24時間提供する新サービスを発表し、DeFiプロトコルが通常取引時間外も含む全セッションのデータにアクセス可能となった。
AWSは以前より様々なブロックチェーンに対応するサービスを展開しており、イーサリアム・ノードの設置を容易にするサービスや、許可型ブロックチェーンHyperledger Fabricのテンプレートやマネージド環境なども提供している。



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