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ビットコイン 1万ドル割り、安全資産性に陰りか|有識者が見解を述べる

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安全資産のビットコインは失効か
グローバル経済の「景気後退」に対する懸念が広まり、ダウ平均は800ドル安。ビットコインも大幅に下落し、1万ドルを下回った。先日より謳われていた「安全資産のBTC」は安全なのか。

安全資産のビットコインは失効か

  • ダウ平均は800ドル安、今年最大の下げ
  • ビットコインは前日比6%以上安、1万ドルを割った

グローバル経済の「景気後退」の懸念に対する不安が高まり、米国株は急落しダウ工業株30種平均は800ドル安と、今年最大の下げを記録した。

このような経済不安定の中、ビットコインは1万ドルラインを割った。なお7月17日以来の下げ幅を記録し、1,000ドル以上下落した。

現在、105万円付近で推移中。

最近では米中貿易戦争や、香港の政治的不安定などを受け、ビットコインは逆相関性を見せていたため、一部の投資家や有識者からは「安全資産」として利用されていると見られていたが、本日の市場相関性を踏まえ、一部の有識者は「リスク・オン資産」と判断し、指摘している。

仮想通貨投資ファンドの責任者の見解

米仮想通貨投資ファンド「Ikigai」の責任者Travis Kling氏 は、ビットコイン相場と「景気後退懸念」の関係について、「ビットコインは直近数日、安全資産として作動していない理由は、仮想通貨市場の構造なのか、もしくは特定の市場ストレスにしか反応しないことかもしれない。」と語った。

そして、いわゆる恐怖指数「VIX」を指標にこのように説明した。

ビットコイン現在、比較的小規模なリスクには強いが、大規模となると、まだそれほど強くはないかもしれない。

今の状況でいうと、米中貿易戦争による関税の引き上げに対し、ビットコインはゴールドに相関し上昇したが、グローバル景気後退に対しては、うまく作動しないのではないか。

恐怖指数12〜17の間では、安全資産として作動するが、17を超えると、リスク資産になるだろう。

現在のVIXは22を超えている。

ゴールド著名投資家の指摘

ゴールド(金)著名投資家のPeter Schiff氏は再び、米CNBC経済番組のビットコインに対する偏った報道に対して批判を行なった。

中国元安になった時には、CNBCの番組は大々的にビットコインの小幅上昇を報道し、「デジタルゴールド」や「新たしいヘッジ」と謳っていた。

しかし本日ゴールドが高騰していたにも関わらず、ビットコインの下落率が株市場よりも大きいことについては、CNBCはほとんど報道していない。ゴールドの高騰とビットコインの急落は、ビットコインが安全資産ではないことを証明した。

先週にもSchiff氏は、CNBC経済番組でのゴールドなどの貴金属よりもビットコインの露出度(テレビのエア・タイム)が高かまったことに対し、視聴者を誤解させる可能性が高いと指摘した。

関連:米CNBCのビットコイン過度宣伝に批判

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