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韓国政府、仮想通貨規制の緊急政策を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国政府による4つの仮想通貨規制
ビットコインが高騰し、韓国政府もついに規制を今月中に発表。日米の方針に従った方針をとりにいくようです。
ブロックチェーン協会が仮想通貨取引の透明性を向上へ
ブロックチェーン協会が12月15日金曜日に大手仮想通貨取引所Bithumbをはじめとした14の取引所と仮想通貨の取引の透明性を高める対策を発表しました。

規制に関して会議の議題

13日水曜日韓国大手メディアHnkyorehによると下記の4つの内容が仮想通貨における規制の議論の対象となっていました。

一時韓国で仮想通貨が全面禁止されるという噂が流れましたが、正しい法整備で規制をしていくことは間違いないようです。

韓国政府は急速な仮想通貨市場の成長を見て、規制の導入を検討する会議を急遽に金曜日(本日)行うことになりました。下記の4点は今後規制の対象として議論されていると考えられている内容です。韓国からの規制の公式発表は年内に発表されるようです。

  1. 投資家が非常に激しい仮想通貨による損失に対処できない状況を防ぐ、投資家保護の対策。
  2. 身分証明が行われ、規制に違反する投資家の投資を防ぐ。
  3. 未成年者や外国人が仮想通貨取引所の取引口座の開設の規制、銀行や取引所に依頼する。
  4. 一時的に機関投資家と個人投資家仮想通貨に投資するのを禁止する。

韓国政府によるビットコイン、仮想通貨規制緊急会議

緊急会議は、韓国の戦略金融部、金融委員会、法務省、構成鳥行き委員会、金融管理委員会によって形成され、詐欺などから個人投資家を保護する目的に焦点を当て会議が行われたそうです。

短期的に見ると、厳しい規制は、韓国市場における価格動向や仮想通貨の需要に悪影響を及ぼす可能性がありますが、長期的に考えた場合、韓国市場の規制は、投資家や企業において大きな恩恵をもたらすでしょう。

韓国の仮想通貨対策本部は今後、日本やアメリカのような主要地域が導入した規制ロードマップに従うことを示唆しています。また、広報の方は以下のように述べていました。

韓国政府は、他の先進政府によって制定された規制の枠組みや動向に従うこと以外に選択肢がありません。仮想通貨にはマイナスの評判がありますが、政府の姿勢は韓国市場の利益のために許されなければならないことを許すことです。

今後の韓国政府はこのように禁止はせず正しい規制を定める姿勢を示しています

韓国政府の緊急発表

韓国政府はこの緊急会議を行い、仮想通貨規制に関する緊急の発表を行いました。

仮想通貨取引所規制

韓国政府は木曜日、仮想通貨取締のために緊急会談を行いました。会談を終え、規制者らは“仮想通貨緊急政策”を発表、と韓経 (Hankyung)は報道しました。

韓経社は、『2018年より、一日あたり100億ウォン(約10億3千万円)以上を売上げ、百万アクセス以上あるBithumb、Coinone、Korbit社などの仮想通貨取引所は、運営するためには情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)証明書が必要になる』と報道しました。

さらに規制当局は、取引所にセキュリティ侵害の基準やペナルティを強化しました。

政府関係者は、『立法により投資家保護や取引透明化などの対策の条件を満たさない限り仮想通貨取引を認めません』と報道で述べました。

金融機関従事者、マイナー、外国人の取引所利用の禁止令

新しい政策は複数の禁止令を含みます。News.Bitcoin.comは今週水曜日、政府は銀行の仮想通貨活動を禁止する計画だと報じました。

韓経社は、『韓国政府はまた金融企業(取引所なども含むの金融機関従事者等、インサイダー防止か?)による仮想通貨売買、入手、投資を禁止する予定』だと報じました。

それだけではなく、外国人やマイナーも取り締まりの対象になります。

一部の報道によると、『韓国に在住しない外国人や高校生を含むマイナーは国内で仮想通貨口座を開くことができなくなる』と言います。さらに、既に仮想通貨を所有している投資家も取引ができなくなります。

韓国法務省の禁止令確定が迫る中、報道機関は、『法務省審査済みの新しい禁止令は会談では確定されませんでした。政府が仮想通貨取引を禁止すれば、私有財産侵害の恐れがあるからです』と述べました。

仮想通貨口座取締

Investor社は、『新しい政策は銀行に仮想通貨取引のための仮想通貨口座開設の阻止を強要』と報じました。これらの口座は仮想通貨取引をする顧客のために銀行が開設していますが、韓国で仮想通貨取引をするためにはこれらの口座は必須です。

韓経によると、政府は仮想通貨口座の所有者がマイナーか外国人かを銀行に問いかけたところ、『取引所だけに仮想通貨口座解開設するため、その所有者の特定はできない』と銀行は応えました。

これを踏まえ、多くの韓国大手銀行は仮想通貨取引所に口座提供を辞めると発表しました。

犯罪、トレンドモニター、課税

政府はまた投資や営業を含む仮想通貨関連の犯罪に対する措置を強化することを決定しました。さらに報道機関は、『警察は仮想通貨関連の“個人情報侵害やハッキング”の厳重な取締をする』と伝えました。

大韓民国金融委員会金融委員会(FSC)、韓国金融監督院(FCC)、韓国取引所は“仮想通貨関連株の犯罪”を含む仮想通貨トレードを監視すると発表しました。

課税面に関して、政府は、民間の専門家や財務省や国税庁などの関係機関との特別部隊を結成し、問題点を検討すると発表しました。

News.Bitcoin.comは近日、政府は取引所のユーザーデータを含むビットコインの課税を計画中だと報じました。

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