- モナコインが急反発
- 仮想通貨モナコイン(MONA)が、8月以来の急騰を記録、8月以降下落基調にあったMONA市場の最大上げ幅に。高騰要因をまとめた。
モナコインが8月以来の急騰を記録
日本仮想通貨市場の取扱い銘柄「モナコイン(MONA)」が、高値120円の急騰、騰落率で一時前日比17%高を記録した。8月より安値を切り下げる動きが続き、売られ過ぎの水準に達したことや、JVCEAの最新資料で日本市場が再びMONAの買い増しに動いている観測が明らかになった事が価格の急反発に繋がった。
MONA/USD(Bittrex)の日足チャートのRSIでは、「売られ過ぎ」の水準とみられるRSI30%の水準を大幅超過。過去にモナコインが急反発したRSI 16%に達していた。16%〜17%の水準は、18年8月や12月にも反発したラインとして意識されていた。
モナコインは仮想通貨交換所Coincheckが6月5日に新規取扱い銘柄として上場した事で、価格が急騰して以来右肩下がりの相場を形成、9月13日には日本円建てで100円目前まで値を落としていた。
一方、JVCEA(日本仮想通貨交換業協会)が9月10日に公開した仮想通貨交換業者18社の会員統計情報では、主要銘柄のビットコインの保有量が右肩下がりに推移(BTCの価格高騰の影響で利確か)する中で、安値水準にあったXRP、MONA、LTCの保有量が19年年初から増加。モナコインでは、6月と7月の保有量増加率に目立った上昇が確認されていた。
市場価格が低迷する中で、現物の保有量を増やす投資家が再び増加傾向にあるデータが示されたことも、市場の買材料とみられたか。
関連:日本の仮想通貨市場、7月にXRPとMONAを買い増す動き