CoinPostで今最も読まれています

中国人民銀行、ブロックチェーン関連の11製品に公認資格を付与

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国、ブロックチェーン技術拡大へ

中国の中央銀行に当たる中国人民銀行が、デジタル決済やブロックチェーンサービスといったフィンテックの分野で広く使われている11種類のハードウェアとソフトウェアに、新らに設けられたフィンテック製品の認定資格(Certification of Fintech Products : CFP)を与えることが分かった。

中国人民銀行は、製品のチェックと現場でのテストに合格した製品にCFPを与える。本資格は3年ごとに更新が必要で、コンプライアンスを遂行できているか関係当局から不規則に監査も受ける。CFP認定済みであることを製品に印字はできるが、本資格を製品のプロモーションや広告に直接利用してはいけないという決まりだ。

中国では25日に習近平国家主席が、中国がブロックチェーン分野で世界を牽引する地位を確立できるよう推進すると発表してから、ブロックチェーンに関する動きが活発化している。発表の直後には早速、中国共産党の教育コンテンツに特化したブロックチェーンアプリ「党建雲」のリリースが明らかになった。

関連中国共産党に特化したブロックチェーンアプリ第一弾が登場

今回の動きから中国人民銀行は、デジタル人民元が発行されれば、デジタル決済産業の活性化につながると予想していると考えられる。アリペイやWeChatPayで使われている製品よりも、デジタル通貨はセキュリティやオフラインでの取引能力の面で優れているとみなしているという。

今回認定された11製品を見るとCFPは、モバイル決済製品やアプリ、セキュリティチップなどデジタル決済技術に関わる全ての製品をカバーしている。11製品の中には、コンソーシアムブロックチェーンネットワークの導入をサポートする技術も含まれている。

参考資料 : 中国人民銀行

CoinPostの関連記事

【速報】仮想通貨取引所バイナンス、中国市場のP2P取引を解禁
世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスは29日、アプリを介して、中国利用者向けのP2P取引を有効にしたことを発表した。中国では米中貿易摩擦などを背景に、仮想通貨取引需要が高まっていた。
中国の仮想通貨マイニング大手、米ナスダックで4億ドルIPOを申請
ビットコイン(BTC)マイニング大手Canaanは28日、米国でIPO(新規公開上場)申請を正式に行なった。今回カナンのIPOが認可された場合、Bitmainの先を越してマイナー企業初の米国株式市場への上場が実現する。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/24 水曜日
14:35
米ブロックチェーン協会ら、「ディーラー規則」の拡大を巡りSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。
08:45
ソラナJupiter、DEXモバイルアプリ5月公開予定
既存のUltimateウォレットは5月22日から利用できなくなるため、その前に仮想通貨の一時的移転(PhantomやMagic Edenウォレット)を推奨した。
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。
07:10
ビットコインの機能を拡充する新提案が公開
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上でスマートコントラクトなどを実現する開発提案がBIP-420として公開。以前から関心を集めている提案の内容が改めて説明された。
06:35
バイナンスアプリの削除、フィリピン当局がアップルとグーグルに命令
フィリピンはバイナンスの顧客基盤における重要な構成国だが、同SECは2023年11月以降、バイナンスを投資に利用しないよう国民に積極的に警告していた。
05:50
エルサルバドルの国営ビットコインウォレット、ハッカーがコードを流出
今回の漏洩は、4月上旬に報告された510万人のサルバドル人の個人情報リークを含む、一連のChivoウォレット関連のハッキングに続くものだ。
04/23 火曜日
19:00
メゾンマルジェラ MetaTABI NFT発売
メゾンマルジェラがMetaTABI NFTを一般販売開始。デジタル専用設計のタビシューズはThe Fabricantとのコラボで、限定版タビブーツとレザーウォレットが付属。今後のWeb3ブランドイベントにも参加可能。
18:00
ライフカードVプリカ 仮想通貨で購入可能に
ライフカードが暗号資産(仮想通貨)決済サービス事業者Slash Fintechと提携。2024年5月15日から「Slash Vプリカ SHOP」でステーブルコイン等を使ったVプリカギフトの販売を開始する。インターネットショッピングやオンラインゲーム等、デジタルサービスでのプリペイド決済が拡大する見込み。
14:00
ベネズエラ、石油取引で仮想通貨使用を加速か
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは原油と燃料の輸出において、暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。背景には米国による制裁再発動がある。
13:00
SEC弁護士2名が辞任、「重大な権力乱用」と非難受け 
米仮想通貨企業Debt Boxに対する訴訟において、連邦地裁が「重大な権力乱用」を理由に米国証券取引委員会に制裁を課したことを受け、同委員会の担当弁護士2名が辞任したことがわかった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧