- 1.2016年のある決定は、2018リップル社の反訴によりまた違う進展をみせる
- R3コンソーシアムが悪意のある取引に署名したとして、リップル社は今週ニューヨーク州立裁判所に反訴を提出しました。
- 2.銀行の選択するプラットフォームとは
- 銀行はブロックチェーン技術が最終的に時間とコストのかかる既存の基金移動の方法にとって代わると賭けています。リップル社はXRPでそれを提供していますが、多くの銀行は完全なコントロールを望み、R3のCordaプラットフォームのような自身のブロックチェーンを開発しています。
リップル社、120憶ドル(1.3兆円)の訴訟の噂深まる
前リップル社CEOのChris Larsen氏(以下ラーセン氏)によってなされ、彼と会社との間に亀裂をもたらした2016年のある決定は、今週また違う進展をみせました。
銀行コンソーシアムとの契約は、低価格で価格付けされた時取引相手が50億枚のトークンを買うオプションを含んでいました。
リップル社はそれに対し反訴し、それは悪意のある取引であると主張しています。
過去数か月のXRPの急激な値段の上昇に続いてその契約はいまでは120億ドル(1.3兆円)程の価値になりました。
どちらの側もその企業と仮想通貨の未来に影響するであろう法廷闘争に手一杯の状態です。
リップル社はニューヨーク州立裁判所に反訴を提出。
フォーチュン誌によると、R3コンソーシアムが悪意のある取引に署名したとして、リップル社は今週ニューヨーク州立裁判所に反訴を提出しました。
サンフランシスコのブロックチェーン企業はまた、R3が専門知識をくいものにし、競合製品を開発するために協力体制を使用したと主張しています。
提出書類にはR3のCEOから電子メールが含まれ、会社の発行総額1000億XRPから割り当てられた550億XRPのほぼ10%を意味しています。
R3コンソーシアムが銀行とともにリップル社にサインアップすることになっていた取引の終了を延期することができなかったので、リップル社が契約を守る必要はないと、提出書類は主張しています。
JPモルガン・チェーズとゴールドマン・サックスがR3コンソーシアムから手を引いているということを、R3が知っていたというインサイダー取引も主張されています。
反訴のカギとなる論評
むしろR3は、リップル社がその協定を実行することを誘発するためにR3のリソースと現在の実行能力をゆがめて伝えました。
例えば、R3は主要な銀行による一大コンソーシアムが参加するだろうとリップル社に伝えていましたが、R3はRippleの成功に助けになるいくつかの重要な銀行がコンソーシアムからすぐに離れていくということを知っていました。
R3の訴状では、昨年6月にリップル社がこのオプションを終了するという決定が不当であり、その決定の本当の動機はXRPの急激な価格上昇に関連していると主張しています。
リップル社というジェットコースター
銀行はブロックチェーン技術が最終的に時間とコストのかかる既存の基金移動の方法にとって代わると賭けています。
リップル社はXRPでそれを提供していますが、多くの銀行は完全なコントロールを望み、R3のCordaプラットフォームのような自身のブロックチェーンを開発しています。
XRPは過去数週間で、最高値の3.80ドル(420円)から、1月13日時点の価格である2.53ドル(280円)まで、33%以上下落しています。
LivecoinwatchによるとXRPは現在1000億ドル(11兆円)未満での市場収容力でちょうど3番目に大きな仮想通貨です。
リップル社は未来の銀行になりえるのか、それとも銀行は独自のプラットフォームを使うのでしょうか。
THE TWELVE BILLION DOLLAR RIPPLE LAWSUIT SAGA DEEPENS
Jan 13, 2018 by ForexNewsNow
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