ビットコインATM、設置台数6000の大台へ
ビットコインATMの設置台数が世界で6000台を突破した。
ビットコインATMに関するデータを公開しているCoinATMRadarによれば、11月18日時点で世界に6003台のビットコインATMがあり、その約65%が米国に設置されているという。
世界での設置台数は6月から約1000台増え、業界の著しい成長が伺える。
BTMと呼ばれることもあるビットコインATMは基本的にユーザーがビットコインを購入できる機械だが、約35%はビットコインと引き換えに現金化できる取引(販売)にも対応している。
また、ビットコイン関連サービス会社Bitstop社は10月中旬、米国マイアミ国際空港にビットコインATMを1台設置した。
同社の共同創業者兼最高戦略責任者のDoug Carillo氏は利便性とセキュリティのため、旅行の際に現金よりもビットコインを好む人が増えていて、マイアミ国際空港は旅行者がビットコインと現金を交換するのに最適の場所だと述べている。
規制当局による警戒も
ビットコインATMの数が増えている一方で取締も強まりそうだ。
米内国歳入庁(IRS)の犯罪捜査局長John Fort氏は15日に規制当局はビットコインATMとキオスクによる税問題に注目していると述べた。
私たちはそれらが銀行口座に紐づいているかどうかに関わらず調査している。(中略)言い換えれば、ユーザーが現金を入れ、ビットコインを引き出すことができるならば、その人・資金源が何であるか・キオスク(またはATM)のオペレーターに明らかに関心がある。