Weiss格付けに新たな基準
仮想通貨格付けを手がけるWeiss Crypto Ratingsは、新たな格付け基準を導入した。普及率の高い通貨を高く評価し、模倣品のトークンには低い点数を付与する仕組みに変更するという。
模倣通貨とは、主要な通貨のコードをコピーし、小さな変更を加えて新たな通貨として売り出している事が定義となるようだ。オリジナリティを基準として取り入れつつ、マーケットパフォーマンスと普及率に重点を置いた評価基準を設けることになる。
Weissは新たな評価水準で、日々変化する仮想通貨に適用し、より正確な判断ができる評価格付けを設けることを目的としている。
新評価水準を基に算出した評価値は技術面・普及レベルにおいて、ビットコインとイーサリアムがA、EOSがA-、XRP・ライトコイン・カルダノ(ADA)がB+と高評価を獲得。総合評価では、ビットコインとイーサリアムがB+、EOSがB、XRPやライトコインなどはB-との順で並ぶ。
総合評価Aに該当する通貨は現時点でない。複数のアルトコインではランクダウンも見られている。
価格のパフォーマンスを測定する「リスク・リワード」項目が加わっている。この項目で最も高い評価を受けているのは、BNB(バイナンスコイン)とテゾス(XTZ)で双方ともにC-。それに続くD+の通貨は、BSV、Holo(HOT)、Fantom、Cosmos(ATOM)との4銘柄だ。
なお、7月の評価は以下の通りだ。