ETH大口送金の続報
昨日報じられた仮想通貨イーサリアム(ETH)の大口送金 計21万ETHのうち9万2000ETHに相当する米仮想通貨取引所クラーケンへの入金分が、イーサリアムの創設メンバー兼開発者(旧イーサリアム開発者)のJeffrey Wilcke氏によるものであることが分かった。
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Wilcke氏は現在、イーサリアムのプロジェクトから離れ、ゲーム開発などに注力している人物。約9万2000ETHをまとめてクラーケンに送金した旨を認めた。
トレーダー向けブロックチェーン分析企業ViewBaseは、今回の送金がイーサリアム共同創設者Vitalik Buterin氏か他の開発者によるものの可能性があると指摘していた。なお、Buterin氏は本件への内容を否定している。
今回対象になったWilcke氏のアカウントは、イーサリアム財団の開発者用ウォレットから2016年に送金を受けているアドレスだ。その後、ETHの売却や入金を繰り返し、今年のクリスマスの時期に急激に資産が減少したことが確認されていた。
売却理由としては、ゲーム開発に利用するための資金捻出が必要になったとしている。
You are right. Nothing goes unnoticed, @jeffehh.
— Richard (@ricburton) December 26, 2019
Given that you were awarded so much $ETH, you should use that money to help Ethereum. pic.twitter.com/OARA4etUn1