クレイグ・ライト、30億ドル相当のビットコイン売り圧解消か

CSWのビットコイン財産

自称「サトシ・ナカモト」のグレイグ・ライトは所有すると主張した110万ビットコイン(BTC)をしばらく売れなくなる可能性が浮上した。米ブルームバーグがライトへの取材を報じた。

本人の発言から、巨額のビットコインによる売り圧力が解消し得る要因は2つある。

  • 秘密鍵がないため、ビットコイン財産へアクセスができない
  • アクセスできたとしても、BTCを投げ売りする意思はない

「業界の多くの人々を傷つけたくないため、私の家族が持つBTCを『ダンプする』つもりはない」と話し、なお「預けているBTCを特定するのに役立つ情報を入手できるかどうかわからない」と説明した。

今年の9月、米フロリダ連邦裁判所での「クレイマン対ライト」の110万BTC所有権を巡る訴訟で、和解合意に至り、クレイグ氏は和解金の支払いを命じられた。そのため、ライトはクレイマンの親族に110万BTCの半分を支払うと承諾した。それを受け、業界は巨大な売り圧を懸念していた。

しかし11月、ライトは和解金を調達できなかったことを理由に、その支払いを行わなかった。当時、担当裁判官はライトに対して、「不正な書類を意図的に裁判所に提出し、司法手続きを妨害し、宣誓の下で虚偽の証言を行った」と非難した。

裁判はそれ以降、和解金の支払いにおける進捗が膠着状態に置かれている。

参考:ブルームバーグ

CoinPostの注目記事

110万BTCの所有権巡る裁判、和解合意が決裂 クレイグ氏が和解金調達できず
フロリダ連邦裁判所で係争中のクレイマン対ライト氏の110万BTCの所有権巡る訴訟で、和解合意が決裂した。クレイグ氏が和解金の調達ができずに、和解合意に違反したことが理由だ。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。


画像はShutterstockのライセンス許諾により使用