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ビットコインで老後の資産形成? 仮想通貨個人退職口座の米Bitcoin IRA、累計取引高4億ドル突破

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨による取引高4億ドル到達

仮想通貨関連の個人退職口座を運営する米国企業Bitcoin IRAは、仮想通貨の累計取引高が4億ドル(約437億円)を超えたと発表した。2016年にサービスを開始して以降で、取引高の伸びも最も高い水準だという。

Bitcoin IRAは、仮想通貨で年金積立ができる米国の個人年金制度(IRA)を提供する企業で、2018年後半から自動取引仮想通貨プラットフォームを導入した。

ユーザーは口座内の資金を通じた仮想通貨売買のほか、顧客が口座で保有する仮想通貨と現金から利子を得られるサービスを利用することができる。

米国で徐々にユーザーを獲得してきた同社は、過去12か月で数億件の仮想通貨取引を記録、2016年以降に取り扱われた投資額は、現在までに4億ドルに達した。

昨年末には、最高執行責任者Chris Kline氏が、Bitcoin IRAの事業規模が近い将来、取引高が10億ドル(約1090億円)に達し、顧客数も10,000まで増加するとの見通しを発表している。

同社は、これまでに様々な側面でサービスを改善しており、顧客獲得に繋がっている可能性がある。(以下参照)

  • 仮想通貨セキュリティ企業のBitGo Trustと提携(1億ドルの保険を提供、カストディフィーを30%削減、SOC2 Type 2による軍事グレードの認証セキュリティ、BitGoによる銀行グレードの保管セキュリティを確保)
  • 仮想通貨スワップ取引を開始
  • 本物のゴールドを購入し保管しておくことができる「デジタルゴールド」を提供
  • 生体認証セキュリティにより、BSA(銀行秘密法) / AML(資金洗浄対策)の法的コンプライアンスを改善

Bitcoin IRAの取扱い銘柄には、ビットコイン、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアムクラシック(ETC)がある。

ライバル企業との対立も

Bitcoin IRAは、以前のカストディアンであったキングダムトラストとの契約を解消。BitGo Trustと提携を行なった関係で、現在両社は対立、法廷闘争に発展している。

キングダムトラストは、米大手仮想通貨取引所コインベース、オルタナティブ資産投資会社リーガルアセットの三社と連携して、仮想通貨ベースの個人退職口座(IRA)と確定拠出年金(401K口座)を米国内で提供することを昨年11月に発表しており、まさに米国でIRA関連の仮想通貨ビジネスが競合している状況だ。

投資できる仮想通貨は30銘柄を超え、ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、XRP、ステラだけではなく、イオス、テゾス、ジリカも取り扱う。

また、利用者は仮想通貨の選択や投資割合については自分で決定できると同時に、口座の運用マネージャーからアドバイスを受けることもできるという。

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