ガイアックス+リブラ
日本のソーシャルアプリ専門企業の「ガイアックス」は先日、仮想通貨リブラを支払い手段としたマーケットプレイスアプリケーションのプロトタイプ「FLIBRA(フリブラ)」を開発、オープンソースソフトウェアとして公開しデモサイトをオープンした。
このデモ用プロトタイプは、利用者間で物の出品、購入ができるマーケットプレイスアプリケーションだ。実際試してみたところ、デモサイトでウォレットを作成すると、100リブラが付与される。テストネットから発行されたダミーのリブラトークンを使用し、その決済を体験することができるという。
また、プレスリリースによると、FLIBRAは、「物品の出品、購入申し込み、リブラを使ったエスクロー決済、レビュー機能」を実装している。
このマーケットプレースはアマゾンというよりも、メルカリやイーベイのようなフリマ系に該当する。「今回開発したFLIBRAは、メルカリに代表されるフリマ形式のマーケットプレイスのアプリケーションのプロトタイプだ。シェアリングエコノミーにおける基本的なサービス形態を実現したことで、リブラによる決済をわかりやすい形で実際に体験することを可能にした」と、ガイアックスが説明している。
リブラに関しては、リブラ協会のメンバー企業が昨年発表されて以外、複数者が脱退したものの、リブラというプロジェクト本体としては新たなロードマップを公開され、テストネットも順調に進められている状況だ。
参考:ガイアックス