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アルトバブル再来へ、ビットコイン(BTC)は一時10,200ドル|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

ビットコイン(BTC)の半減期相場思惑に伴い資金流入の加速する仮想通貨市場は、年初より2〜3倍になる銘柄も散見されるなど、2017年バブルの様相を呈している。

国内に上場する主要アルトでは、200ドル(22,000円)の抵抗帯を超えたイーサリアム(ETH)が25,000円台まで続伸。リスク(LSK)は前月比235%と高騰した。

バイナンス6日、LSK/USDTの取引ペアを追加したことを発表した。

coinmarketcapの出来高では、BinanceとExratesにおけるLSK/BTCが半数を占めるが、LSK/USDTもすでに8%近いシェアを獲得している。

出典:coinmarketcap

アルト市場好調な背景には、米ドルにペッグ(1USDT=1ドル)されたステーブルコイン「テザー(USDT)」からの資金流入が加速していることにもある。

中国政府が中国の法定通貨「人民元」と仮想通貨の取引を禁じていることから、OTC市場における中華圏でのテザー(USDT)需要を後押しているとの見方もある。香港拠点の仮想通貨取引所BitfinexがUSDTを発行するテザー社と同じ親会社で資本関係にあるほか、中国の情報筋によれば、Binance、Huobi、OKCoinでのUSDT清算が多いとされる。

相場を牽引する世界最大の取引所バイナンス(Binance)での取引も活性化しており、前月比103%を記録するテゾス(XTZ)が時価総額10位まで上昇したほか、アルトシーズン再来に伴う思惑から、独自トークンであるバイナンスコイン(BNB)も前月比60%高の2,600円台まで回復するなど右肩上がりだ。

BTCドミナンスは、63.6%台まで下落した。

2018年以降の長期下落トレンドでは、ビットコイン(BTC)の上昇とともに、パフォーマンスを求めてアルト市場の時価総額が吸われる”アルトドレイン現象”が発生。上昇時に吸われ、BTC下落時に連れ安するなどの閑散相場が続いたことで、2018年初頭のピーク時から騰落率-90%以上に及ぶ銘柄も多数見受けられた。

仮想通貨市場の中で資金移動しているに過ぎないとの見方が大勢を占めていたが、直近相場では、ビットコイン(BTC)上昇時にアルト市場がそれ以上の上昇を見せていることで、新たな資金流入が観測されていると言える。

昨年7月には、米国の金融・経済ジャーナリストMax Keiser氏が、米CNBCの仮想通貨番組内で、「ビットコイン一強時代はこの先も続く、アルトバブルの再来は訪れない」「最終的には、ほとんどのマネーフローがビットコインに流入する」などと指摘した。

しかし、当時とは異なり、現在は風向きが変わりつつある。

2018年の大暴落予想を的中させたベテラントレーダーPeter Brandt氏は昨年、「多くの銘柄はBTC上昇と連動せず淘汰されるだろう。だが、ドットコムバブル以降、飛躍的に企業価値を高めたGoogleのような”真価”を持つプロジェクトは、継続的な価値向上が期待できるはずだ。」と言及していた。

関連:Weiss、最新版仮想通貨格付け発表 半減期控えるビットコインを評価

ビットコイン(BTC)市況

10日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比0.89%高の110.6万円(10,080ドル)に。同価格帯は、14,000ドルから6,500ドルまで下落後のちょうど半値戻しにあたる。

12時時点でやや反落しているが、一時10,200ドルまで続伸していた。

10日の急落時にも10,000ドル付近で強い反発を見せるなど、サポートレベルを切り上げている。過熱感からいつ大幅調整が訪れてもおかしくないような状況にあり、引き続き注意したい。

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