はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨カルダノ関連のIOHK、米ワイオミング大学に50万ドル寄付・開発ラボ設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

大学にカルダノ研究開発ラボを設立

仮想通貨カルダノ(ADA)を開発するIOHKが、米ワイオミング大学ブロックチェーン研究開発ラボに50万ドルの寄付を行い、カルダノ研究センターを設立した。

IOHKは2月14日、新しい研究・認証センターはブロックチェーンの開発およびエンジニアリングに対する同社の学術的アプローチを促進すると説明。この新しいセンターは、カルダノのスマートコントラクト技術であるプルータス(Plutus)の開発施設を備えており、カルダノのブロックチェーン開発者にコードを書くための応用研究室と、新しいソリューションを試すためのツールやリソースを提供するという。

当面は飼育される動物のトレーサビリティプラットフォームを開発する作業の中心として活用される。

また、カルダノの認証および偽造防止アプリケーションを提供する新しいハードウェアツールのデザインスタジオも設けられている。

実用的なアプリケーション開発を促進

IOHKからの50万ドルの寄付金は、現実社会におけるブロックチェーンユースケースの実用的なアプリケーションの開発において、教員や大学院生を支援するために使用される予定だ。

研究開発ラボのMike Borowczak助教授によると、資金はブロックチェーンセクターの有能な人材を育成することを目的としており、学部および大学院レベルの学生研究者がこのイニシアチブの中心となっている。

現実社会向けの製品を開発しながら、すべての研究を理論に基づいたものにすることに重きを置くという。査読された研究論文に基づくカルダノの開発姿勢に沿う体制を伺わせる。

寄付金により、サプライチェーン管理、商品の出所の追跡、スマートコントラクトの進歩など、ブロックチェーンの実用的なアプリケーションの研究が促進される。

カルダノのブロックチェーンは、スポーツシューズ・メーカーの、ニューバランスが、消費者向けの製品を認証するのにも役立てられている。

尚IOHKは、東京工業大学、エジンバラ大学、アテネ大学にも研究開発ラボを有している。

仮想通貨に先進的なワイオミング州

IOHKは昨年始め、香港から今回の研究開発ラボが設置された、ワイオミング州への移転を表明していた。

ワイオミング州は仮想通貨に積極姿勢を見せる州として知られており、先進的な法案が幾つも可決されている。

中でも、ブロックチェーン業界が米ドル銀行口座へアクセスすることを可能にするSPDI法案は、2020年春から施行が予定される。

この法律によってブロックチェーン企業はワイオミング州政府から認定された、企業向け非貸付型の予備寄託機関(銀行)に資産を預けることが可能となる。銀行口座の解約などが理由で事業継続が不能となるケースも多い仮想通貨関連企業にとっては、事業安定化に繋がる。

参考:Coindesk報道

CoinPostの注目記事

カルダノ(ADA)のメインネット実装日、4月に京都で発表予定
カルダノ開発企業IOHKのホスキンソンCEOは、Shelleyメインネットの実装を4月(以降)に告知できると言及。日本の京都で記念イベントを行うとした。
カルダノが会計「ビッグ4」のPwCと商用的連携、仮想通貨ADA高騰
カルダノ財団が世界的大手会計事務所PwCとコマーシャル領域で連携することが判明。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/02 水曜日
10:30
国内上場のenish、1億円相当のビットコイン購入へ Web3事業強化で
株式会社エニッシュが1億円相当のビットコインを4月1日から4日にかけて取得すると発表。ブロックチェーンゲーム開発を手がけながら、Web3領域での事業展開強化と財務戦略の一環としてビットコインを活用へ。
10:15
バックパック、FTX EUの顧客へのユーロ返還手続きを開始
仮想通貨取引所バックパックは、FTX EUの顧客にユーロを返還するための手続きを開始。FTX自体は現金での返還をすでに開始しており、仮想通貨の買い圧につながるのではないかとの見方も上がっている。
08:20
バリュークリエーション、2度目の1億円分のビットコイン購入を実施
東証グロース上場のバリュークリエーション株式会社が3月31日、1億円で7.8BTCの追加購入を発表。3月17日の初回購入から2週間で2回目の投資を実施した。
08:15
ビットコイン一時50万円上昇、米経済指標とトランプ関税政策が影響|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時50万円の上昇となった。現在、市場の最大の注目材料はトランプ大統領による関税政策であり、ビットコインはリスク資産である米国株価指数との相関性が非常に高くなっている。
07:50
『ビットボンド』提案、トランプ政権のビットコイン準備金戦略、年間10兆円の財政削減効果も
ビットコイン政策研究所が「ビットボンド」提案を発表。米国債の金利負担軽減と仮想通貨ビットコイン保有増加を同時実現する戦略で、2兆ドル規模で導入した場合、年間700億ドルの節約効果と推算。
07:20
ビットコイン購入準備のゲームストップ、2200億円調達済み
米ゲーム小売大手ゲームストップが15億ドルの無利子転換社債発行を完了し、ビットコイン購入計画を進行。マイクロストラテジーの戦略に類似する企業の仮想通貨投資の新たな展開に。
06:55
三井住友FG、アバランチらとステーブルコインを共同開発
三井住友FGは、ステーブルコインの開発を行うことがわかった。仮想通貨アバランチを開発するAva Labsら3社と協業し、26年度を目処にした発行を検討している。
06:35
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
トランプ家支援のAmerican Data CentersとビットコインマイナーHut 8が設立した合弁会社American Bitcoinが上場計画を発表。エネルギー・インフラとマイニング事業を二社統合モデルで展開していく。
06:12
ブラックロック、英で仮想通貨事業者認可を取得、ビットコインETF提供へ
世界最大の資産運用会社ブラックロックが英国金融行動監視機構から仮想通貨事業者として認可を取得。資産12兆ドルの投資巨人が欧州向けのビットコインETFを英国拠点から運営へ。
05:50
AI関連株と仮想通貨が反発、OpenAI過去最大の6兆円調達受け
OpenAIが史上最大の400億ドル資金調達を実施し企業価値3,000億ドルを達成。週間ユーザー数は5億人に拡大し、年間売上高は127億ドルを見込む。これを受けてCoreWeaveが38%上昇、AI関連仮想通貨も5%以上上昇した。
04/01 火曜日
17:40
メタプラネット、ビットコインを696 BTC追加購入
メタプラネットが696BTCを追加取得した。キャッシュ担保付きプットオプションで第1四半期に7.7億円の収益を計上し、長期的なビットコイン蓄積と安定収益を同時に狙う戦略を公開した。
15:02
オリコン調査 ビットコイン取引所満足度ランキングbitbankが首位【現物取引】
オリコン顧客満足度調査2025で暗号資産取引所を徹底比較。現物取引ではbitbankが2年連続の総合1位を獲得し、手数料・システム安定性で3年連続首位となった。GMOコインはステーキング・レンディングで高評価。6,260人の利用者の声から見る信頼性の高い取引所選びに。
14:15
エックスモバイルがWeb3参入 暗号資産モバイルサービスを今年度中に開始
マジモバ・ホリエモバに続く展開 格安携帯電話サービスを提供するMVNO「エックスモバイル」は1日、暗号資産(仮想通貨)を含むWeb3事業への本格参入を発表した。今年度中に、ブロ…
13:45
テザー、1Qに8888BTC追加購入
ステーブルコイン最大手テザーが2025年第1四半期に約1,100億円相当のビットコインを追加購入。総保有量は92,647BTCとなり世界第6位のホルダーに。
13:10
イーサリアムL1の手数料収益が大幅減少 目標達成も課題浮上
仮想通貨イーサリアムのDencunアップグレード後、L1の手数料収益が大幅に低下。ガス代削減という目標は達成したものの、ETHのインフレ課題が浮上していることを解説する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧