仮想通貨関連の詐欺を注意喚起
ベルギーの金融サービス・マーケット機関(FSMA)は詐欺の疑いがある仮想通貨(暗号資産)関連のウェブサイトを新たにブラックリストに追加した。
FSMAはベルギーの消費者から寄せられた仮想通貨関連の相談をもとに、詐欺と疑わしいサイトをリストにすることで公表している。今回のアップデートで、リストに載せられたサイト数は141となった。
また、あくまでも消費者からの報告に基づくものであるため、詐欺目的のサイトを網羅したものではない。
FSMAは詐欺を見分ける法則について、詐欺サイトは「安全・簡単・儲かる」を売り文句にしていることが多いとした。
特に、サイトを訪れた人に対し、仮想通貨についての詳しい知識を必要としないことや、専門家が顧客の資産を運用することを主張するサイトには注意を呼び掛けている。
リストはあくまでベルギーの住民向けであり、日本に住んでいてFSMAのリストに載っているサイトに巡り合うことは考えにくいが、詐欺の手口は世界共通であり、FSMAの注意喚起の内容は日本でも通用するものとなっている。
以下のサイトは金融庁らが公開した仮想通貨関連のトラブルを注意喚起するページで、トラブルに合った際の相談先を確認することができる。
金融庁:暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください!
参考:FSMA「詐欺の疑いがあるサイトリスト」