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米CNN、今年初めてビットコインを主題に番組放映 「仮想通貨マイニング・バフェットのBTC批判など」

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米CNN、ビットコイン評論に

米仮想通貨(暗号資産)ファンドモルガンクリークデジタルの責任者「Pomp」は米CNNの経済番組に出演し、ビットコインに関する最新の話題について様々な意見を語った。

CNNは先日リップル社CEOには二度目の取材を行なったばかりだが、ビットコインを中心にインタビューを行なったのは今年初めての事例となる。

ビットコインマイニング

「ビットコインは最も安全性の高いネットワークだ」

このように語るPompは、ビットコインのPoWマイニングのビジネスを一般向けに解説した。

一般的な認識では、ビットコインなどPoWを用いるブロックチェーンは電力を多く消費し、二酸化炭素を大量に排出しているイメージが強いが、Pompは多くのマイニング事業者は現在、(水力や風力、太陽光等)再利用可能なエネルギーを利用しているため、いゆわるマイニング=環境破壊といったイメージは厳密には正しくないと説明した。

新興のエネルギー企業が現在様々な環境に優しい電力源を開発し、提供しているため、ビットコインのハッシュレートは電力供給不足に影響されずに、健全な形で段階的に上昇していると説明した。

改めて、ハッシュレートの上昇がビットコインネットワークの安全性を担保する上で重要な役割をになっていることを強調、その重要性を説いた。

一方、番組では、エネルギー産業の話題から「テスラのイーロンマスクが将来ビットコイン産業のプレイヤーになり得るか」といった話題に移った。この点についてPompは、テスラのバッテリーの生産が大規模でその性能は非常にいいため、最終的にはマスク氏の意思次第だと語っている。

「バフェットの言うことを聞く必要はない」

番組のMCはビットコインにまつわる話題で、伝説の投資家ウォーレン・バフェットのビットコインへの見解を話題に取り上げた。

バフェットは、ビットコインが資金洗浄の道具としか利用されていない

Pompは「大手銀行ウェルズ・ファーゴ(バフェットのポートフォリオにある株)が最近、麻薬組織の資金洗浄を行なったことで巨額な罰金をされたことを、本人に言ってください」とコメント。「Eメールを知らない、ガラケーを未だ使っている人の投資意見を聞く価値はないのでは?」と皮肉めいた物言いで、批判を強めた。

確かに、これまで最も成功した投資家ではあるが、技術のことをあまりに知らないため、(新興分野においては)門外漢にすぎない。

バフェットは24日、米CNBCのインタビューで、仮想通貨トロン創設者ジャスティン・サンとの会食後も、自身の仮想通貨に対する考え方が変わることはなく、仮想通貨に価値はないとの持論を繰り返した。

ジャスティン・サンからビットコインやトロンをもらったことで、業界は注目していたが、インタビューでは「ビットコインは全く持っていない」と返答。ビットコインの保有を巡り、ジャスティン・サンの見解とで矛盾が生じていた。

のちに、ブロックチェーン上で送金した記録は確認されており、実際送ったことは事実であることが判明。ビットコイン等を含む仮想通貨ウォレットを、バフェット氏は受けたのち、自社の慈善団体Glide Foundationの寄付金に当てたことが明らかになっている。

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