ビットコインが急反発
仮想通貨市場は19日、ビットコインが高騰。3日ぶりに60万円を明確に上回った。米ドル建てでも5000ドルの節目から600ドル幅の大幅反発を記録した。
原油価格が一時20ドルまで急落し、これまで安全資産とされた金や債券までもが現金化される相場において、先行するダウ平均株価が終値2万ドル割れとなるなど、ビットコイン(BTC)にも逆風が吹いたが、ペナントを上放れした。
リスク回避姿勢を強めた株や為替市場の影響が、ビットコインなど金融市場全般にも波及したことで、相関性を強めた日米の株価指数先物とビットコイン。今回のペナント上放れを機に、一時的に逆方向への値動きが確認された。
一方、6,000ドルのレジスタンスでは、強い抵抗に遭っており、各国のコロナウイルスの情勢を鑑みても、当面の間は足元不安定な環境が続くものと思われる。