HTC EXODUSに新機能
台湾の大手電子機器メーカーHTCは、ブロックチェーンを搭載した同社製スマートフォン端末EXODUSに複数の新しい仮想通貨機能を導入した。一部の新機能として、スマホのネイティブ機能となる仮想通貨DeFiサービスを利用することも可能になった。
仮想通貨のDeFi(分散型金融)では、大手貸仮想通貨プラットフォームCompoundとMakerDAOの利用UIを実装。利用者はスマホアプリを通して直接CompoundとMakerDAOにアクセスすることができる。
また、これらのDeFiも仮想通貨トランザクションのように、HTC自社開発のデジタルアセット金庫システムシステム『Zion』によって保護されるという。
Compoundの最新ニュース
Compoundは、先「テザー(USDT)を貸し資産として受け入れる」というガバナンス提案について、30日に投票結果を公開「可決」した。
Proposal 001 – Add USDT Support has succeeded:
— Compound (@compoundfinance) April 29, 2020
797,981.28 COMP ✅
85,580.73 COMP ⛔️
The proposal can now be queued in the Timelock, and executed after a 2-day waiting period.https://t.co/P1q3Ol1RdF
SegWitとステラメモ
さらに、CompoundとMakerDAOへの対応以外で、HTC EXODUSは新たにSegWitと「ステラメモ」もサポートする。
SegWitは従来のビットコイントランザクションを簡素化する機能で、送金時間を大幅に短縮するものだ。
「ステラメモ」とは、仮想通貨ステラの送金用メモ機能。一部の取引所ではステラの送金時にメモをつけることを必須とするため、それに対応するものとなる。
参考:HTC