WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

R3レポート「ほとんどの中央銀行デジタル通貨は大口を対象とする」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中央銀行デジタル通貨はホールセールが主な対象

米大手ブロックチェーン企業R3によると、現在、各国の中央銀行が構想している中央銀行デジタル通貨(CBDC)のほとんとは、消費者向け(リテール)のものではないという。

R3は4月に「中央銀行デジタル通貨、決済イノベーション」と題したレポートをリリース。その中で現在のところ、基本は消費者向けのCBDCの開発は進めていないという。

レポートによると、CBDCは大口を対象とするもの(ホールセール)と消費者を対象とするもの(リテール)に分類できる。前者は参加者が金融機関に限定されており、後者は企業または個人まで参加できるとの設定だ。

大口CBDCは中央銀行にとってシステムを最新化するステップになるが、リテールCBDCは「中央銀行デジタル通貨へのアクセスをより拡大する機会になり得る」と見られる。

「リテールCBDCを作成する試みは現在のところほぼない。一般的には、中央銀行の資金に直接アクセスできない企業など一般社会向けだ。よって、リテールに向けたCBDCは、今までになかった新たな試みとなる」、とR3は指摘し、一部の中央銀行がリテールCBDCについても可能性を探り始めたところだと付け加えた。

3種類の小口CBDC

レポートによると国際決済銀行(BIS)は、リテールCBDCのアプローチを3つ挙げている。

  1. ハイブリッド型
  2. 間接型
  3. 直接型

ハイブリッド型は、中央銀行がCBDCを発行するが、仲介機関がリテール決済を促進するもの。

間接型では、例えば商業銀行など中央銀行ではない機関が、中央銀行に裏付けされたステーブルコインを発行する。

直接型は、中央銀行が、利用者に直接CBDCを発行し、届けるものである。

CBDCがすでに実験段階にある中国では、中国人民銀行がリテールCBDCを発行し、国内商業銀行のネットワークを通じて償還するハイブリッドモデルの可能性について議論しているという。

現在のところ、デジタル人民元発行の仕組みとしては、中央銀行が金融機関の同額の準備金と引き換えにデジタル人民元を発行。さらに、その金融機関が利用者の預金やキャッシュとデジタル人民元を交換するという構想が有力だ。

デジタル人民元は現在、4つの地域で試験運用されており、蘇州では5月に公務員が受け取る手当の一部(交通費手当)がデジタル元で支給される予定。さらに、中国のマクドナルドやスターバックス、サブウェイなど19の小売企業は試運転対象店舗として招待されている。

参考:R3

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/01 水曜日
18:27
シティ、ビットコイン目標8万2000ドルに下方修正 イーサリアムも引き下げ
シティグループがビットコインの12カ月目標を8万2,000ドルに、イーサリアムを2,240ドルに引き下げた。ETFへの資金流入想定をゼロに修正した背景と、6月に過去最大となったETF流出、仮想通貨備蓄企業の売却動向を解説する。
17:36
bitFlyer USA、米国49州に拡大 全米サービス提供体制へ
bitFlyer USAが2026年7月6日、米ウェストバージニア州でサービス提供を開始すると発表。対応エリアは全米49州とワシントンD.C.に拡大し、未提供は残りネバダ州のみとなった。全米サービス体制構築に向けた経緯を解説する。
17:14
ビットコイン現物ETF、6月に45億ドル流出 過去最大を更新
国のビットコイン現物ETFから6月に45億ドル(約7200億円)が流出し、2024年1月の上場以来最大の月間流出を記録した。ブラックロックのIBITが35億5000万ドルを占め、資産総額はピーク時から大幅縮小した。
16:15
ビットコイン、資金吸収でパラボリック上昇再来の可能性=クリプトクアントCEO
クリプトクアント創業者キ・ヨンジュ氏は、ビットコインに次のパラボリック相場が訪れる可能性があるとの見方を示した。資本効率は低下しているが、機関マネーが1兆ドル超を吸収できれば急騰局面は選択肢に残るという。
15:25
サークル、ラッセル成長株指数の主要5指数から除外
米サークル・インターネット・グループが、ラッセル指数の半期リバランスで主要成長株指数5本の構成銘柄から除外された。同日発表の競合ステーブルコイン連合「Open USD」も株価急落の一因とされ、パッシブ資金の流出観測も浮上している。
14:26
台湾、仮想通貨包括規制法が成立 ステーブルコインに認可制導入
台湾の立法院は2026年6月30日、仮想通貨サービス業者を包括的に規制する新法を可決した。交換業や保管業など7業態を定義し、ステーブルコイン発行には中央銀行の同意と金管会の許可を義務付ける。不正行為には最大10年の懲役や罰金を科す。
13:55
DAT企業ソラナ・カンパニー、カザフスタン新都市と提携 デジタル資産インフラ整備へ
米ナスダック上場のDAT企業ソラナ・カンパニーが、カザフスタンの新計画都市アラタウ市とデジタル資産・ブロックチェーン普及に関する覚書を締結した。ソラナ財団とも同時期に連携しており、同国とソラナの関係性が深まりを見せている。
13:00
ビットコイン下落、AI株安と連動 底打ち未確認=ウィンターミュート
ビットコイン(BTC)が6万ドルを割り込み、AI関連株の急落と歩調を合わせる形で下落した。マーケットメイカーのウィンターミュートが発信した週次レポートを基に、下落の背景とマクロ動向、ビットコイン保有企業ストラテジーの新方針までを解説する。
12:17
クリプタクト、Gtaxを統合 10月に仮想通貨損益計算サービス一本化へ
pafinがGtaxを子会社化し、2026年10月5日にクリプタクトへ統合・一本化すると発表。Gtaxユーザーはログイン情報・取引データをそのまま移行できる。AI連携機能の書き込み対応も同日公開。
11:50
メタマスク、利回り得られるオールインワン金融口座「マネーアカウント」立ち上げ
仮想通貨ウォレット「メタマスク」は、独自ステーブルコインmUSD預け入れで利回りを得られる新機能「マネーアカウント」を発表。各種取引や送金などもワンストップで行える。
10:45
ジーキャッシュ旧ウォレットの資金が復旧可能に、Sovrightが「Argos」ツール公開
仮想通貨ジーキャッシュ関連団体Sovrightが、2022年に保守終了した旧ウォレット「ZEC Wallet Lite」の資金を復旧できるデスクトップアプリ「Argos」を公開した。
10:30
JVCEA、任期満了で新たに役員を選任 会長はコインチェックの蓮尾氏
日本暗号資産等取引業協会は、任期満了に伴い役員を新たに選任。代表理事には、仮想通貨取引所運営のコインチェックの代表取締役会長執行役員である蓮尾氏が就く。
10:11
RLUSD、XRP上の決済額1年半で75倍 流通シェアも51%に
ドル型ステーブルコインRLUSDの、XRP上での決済額が1年半で75倍に拡大した。エバーノースが公表した分析データに基づき、循環供給シェアの逆転や取引拡大の実態、発表元の利害関係まで解説する。
08:25
米資産運用大手NYLIM、トークン化社債ファンドをローンチ
米ニューヨークライフ・インベストメント・マネジメントは、RWAトークン化プラットフォームのセントリフュージと提携。最初に提供するトークン化商品を発表した。
07:55
ナスダック株式データ、初めてオンチェーンで利用可能に
ナスダックが6月30日、パイス・データ・マーケットプレースにデータパブリッシャーとして参加すると発表。株式板の全深度を示すトータルビューのオンチェーン配信が始まり、ブロックチェーン上の金融アプリから利用できるようになる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧