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Bybit、トレーダー向けの戦略アラート機能を追加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Bybitアプリ戦略アラートを追加

仮想通貨デリバティブ取引所Bybitは、ユーザー向けの「戦略アラート」機能の追加を発表した。

これにより、トレーダーはモバイルアプリを介してさまざまなインジケーター(テクニカル分析を行うための指標)にアラート通知を設定できる。仮想通貨市場が「24時間365日」変動するなか、戦略アラート機能を使用することで、目を離している時の値動きも即座に追跡することが可能となる。トレードスタイルに合わせて最適なアラートをカスタマイズ可能で、条件を満たすとBybitアプリを介して通知される。

4種類のアラート

このような戦略アラートは、ポートフォリオに影響を与え得る市場の動きを察知し、追跡するのに役立つ手段として、従来の金融市場でも一般的に使用されているものだ。今回Bybitで追加されるのは、トレーダーの戦略に合わせた「価格、トレード追跡、価格急変、市場熱量」の4種類となる。

価格アラートは、特定の価格に到達した際に通知される仕組みだ。たとえば、ビットコインで「10,000ドル」の価格アラートを定義した場合、BTC価格が10,000ドルを上回るか、下回るたびに「通知」を受け取ることができる。モニターから離れていてもいち早く察知してくれる便利なアラートだ。

トレード追跡では、移動平均線や指数移動平均線に基づいたアラートを提供することで、市場の方向性をトレーダーにナビゲートできる。例えば、短期移動平均線が長期移動平均線の上を通過するゴールデンクロスした場合は強気シグナルを送信。逆に、短期移動平均線が長期移動平均線を下回るデッドクロスの場合は、弱気シグナルを発信する。

価格急変は、指定された数のろうそくの中で価格がローカルの高値または安値に触れたときにトレーダーに警告することで、市場のターニングポイントをキャプチャする。これにより、トレーダーは新興市場のトレンドに基づいてポジションに出入りできる。

市場熱量を使用すると、トレーダーは市場のマクロトレンドに基づいてシグナルを受けることができる。たとえば、特定の資産の建玉または予測資金調達率が、特定の閾値を超えた場合に通知される。

BybitのCEO、Ben Zhou氏は、戦略アラート機能の立ち上げは、トレーダーにとって最善の取引環境を提供するための取り組みの一環であるとし、「アラートにより、重要なシグナルを見逃すなどの機会損失がなくなる」と強調した。

Bybitは、2018年3月に設立され、BVIに登録されている世界的な仮想通貨デリバティブ取引所。シンガポールに本社を置き、香港と台湾にオフィスを構えている。

Bybitのテクノロジーチームには、モルガン・スタンレー、テンセント、平安銀行、ヌオヤ・フォーチュンなど、大手企業の専門家が多数おり、ゼロダウンタイムで毎秒10万件の取引が可能なマッチングエンジンをトレーダーに提供。公正、透明、かつ効率的な取引環境の構築に取り組んでいる。

Bybit

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