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ビットコインの週間騰落率は4週連続マイナス:bitbankアナリスト考察も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の相場の動きは

今週は上海総合指数が週の後半にかけて急上昇、3日の終値で3152.81と、2019年4月以来の水準に達した。経済指標が予想を上振れ、製造業が回復を見せていることが市場に好感されたとみられる。

仮想通貨市場は続落、ビットコインは1週間の騰落率が4週連続でマイナスとなっている。

仮想通貨取引所bitbankアナリストによる週間ビットコイン(BTC)市場レポートを合わせてお届けする。


目次
  1. 各市場の騰落率
  2. bitbank寄稿

各指標の騰落率一覧

3日終値時点の週間騰落率は、以下のようになった。

CoinPostで作成

年初来の騰落率

CoinPostで作成

(今週の騰落率は、先週の終値、今週の終値を用いて計算。月初来、年初来についても前の月、年の終値で計算)

(仮想通貨の価格は取引所コインベースを参照)

6/27〜7/3のBTCチャート

出典:TradingView

bitbankアナリスト分析(寄稿:長谷川友哉)

暗号資産(仮想通貨)取引所bitbank マーケット・アナリスト「長谷川友哉」氏に寄稿いただいた週間市況分析(6/27〜7/3)も併せてお届けする。

6月26日のDeribit(デリビット)オプションカット後に期待されていたボラティリティーの回復だったが、今週もBTC相場は方向感を示せずにいる。

手掛かり難の中、米株のリスクオンに連れて僅かに高くなる場面も多々あったが、米連邦準備制度委員会(FRB)がイールドカーブコントロール(YCC)導入について懐疑的なスタンスを示したことがFOMC議事要旨で明らかになったことや、米指標改善で逃避需要後退の観測もあったか上値も重かった。

こうした中でBTCの10日と30日物のヒストリカルボラティリティー(HV)は低下基調が続き、ますます手控えムードを誘っている。(下図)

BTC対円、10日物、30日物ヒストリカルボラティリティー

「大保合いは大相場」とも言われるように、薄商いでBTC相場のHVが低下するとじきに出来高を伴い大きく相場が動く傾向があり、明確な方向感が出るまでは買い手も売り手も動きにくいだろう。

18年末に膠着相場を終わらせたのは、ビットコインキャッシュの分岐を巡る「ハッシュ闘争」で、19年4月に突如上昇トレンド開始の切っ掛けとなったのは巨額のショートスクイーズだった。こうしたインパクトの大きい材料が出ない限り、来週も相場の膠着状態は続くか。

関連:bitbank_markets 公式サイト

寄稿者:長谷川友哉(ハセガワ ユウヤ)
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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