はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

TwitterやLINEから仮想通貨送金可能に Torus社が機能拡張

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

TwitterやLINEアカウントでウォレット作成

分散型システムを開発するトーラス・ラボが、イーサリアム基盤ウォレット「Torus(トーラス)」のSNSログイン機能を拡張。twitterやGithubから仮想通貨の送金が可能になった。

利用者は、多様なSNSから仮想通貨の送金ができるようになる。

Torusは、バイナンスラボ、コインベースベンチャーズなどが支援しており、相手先のGmailアカウント等を入力するだけで、簡単にイーサリアムを送金することもできる。

また、ワンクリックSNSログインオプションを有し、法定通貨を仮想通貨に交換するフィアットサービス(Wyre、MoonPay、Ramp Networkなど)を単一のインターフェースで提供している。

最新のアップデートではtwitterやGitHubのアカウントによるログインオプションが追加を発表。「Torus」ウォレットは今、Google、Facebook、AppleID、Twitter、Line、Github、LinkedIn、Reddit、Twitch、Discord、Passwordlessの11種類のSNSアカウントで簡単に作成できるようになった。

Twitterアカウントで送金可能

また、ユーザー同士がこれらのアカウントを介して送金することも可能だ。これを示すために、トーラス・ラボは実業家イーロン・マスク、イーサリアム創設者ヴィタリック・ブテリン、バイナンスCEOのCZに送金してみせた。

これは、受信者がTorusに過去に一度もログインしたことがないケースでも、ツイッターアカウントからトークンを送信できることを証明した事例で、受信者じゃユーザーは後からトークンを受け取ることができる。

イーロンマスクへの送金が話題に

イーロン・マスクが送信先の一つになった理由としては、同氏が7月2日に突然イーサリアムに関して発言したことがあるだろう。

「私は、イーサリアムのブロックチェーンで何かを開発しているわけではない。ETHを持っていないし、イーサリアムも使っていない。もちろん、イーサリアムの支持派でも反対派でもない。」とツイートして話題になっていた。

トーラス・ラボはブログで「仮想通貨コミュニティの多くが常駐するツイッターで、さまざまな機能を提供できるようになったことにワクワクしている」と述べた。これらの機能には、通常の送金のほか、多くの不正IDによりネットワークを攻撃する「シビル攻撃」への耐性などより複雑なケースも含むという。

クラウド認証サービスAuth0を使用

AppleID、GitHub、LinkedIn、Twitter、Line、Passwordlessを介してTorusにログインする時には、Auth0が使用される。

Auth0とはクラウドで、ウェブアプリやAPIなどに対して認証サービスを提供している、IDaaS (Identity as a Service)ベンダーだ。 Auth0は、TorusアカウントをTwitterやAppleなどの検証者にリンクするプロキシとして機能する。

Torusは、セキュリティ強化のために、オープン認証プロトコルOAuthによる自己管理ログインを可能にするデバイスベースのキー管理モデルも開発中だという。

尚、「Torus」は今年3月からはシンガポールのブロックチェーン企業Kyber Networkが提供する分散型取引サービス「KyberSwap」とプラットフォームを統合している。

ユーザーはKyberSwap上でGmailやSNSアカウントを使用して数秒でウォレットを作成、イーサリアム(ETH)のほか、KyberSwapの提供する70銘柄以上の仮想通貨取引を行える。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧