はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所HBTC、Filecoin(FIL)に変換可能な先物FIL3トークンを上場へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Filecoin(3か月先物)上場

仮想通貨取引所HBTCは、将来的にFilecoin(FIL)に変換できるFilecoin3ヶ月先物トークン(FIL3)の上場を発表した。

今夏にもメインネットのローンチを控える注目プロジェクトFilecoinを先物トークンで代替し、マーケットを立ち上げる。

トークンの売り出しはフェーズごとに分けられて行われるが、取引所トークンHBCの保有などを条件に、通常の50%の価格でFIL3が手に入るキャンペーンも実施するという。

FIL3からFILへのトークンスワップ

FIL3はFilecoinの3か月先物トークンのこと。HBTCは、Filecoin メインネットのローンチから3か月以内に、「FIL3からFILへ1:1の割合でトークンスワップを行う」としている。

米ニューヨーク拠点の仮想通貨取引所Geminiは今年2月、Filecoin(FIL)のカストディ(保管・管理)サービスをメインネットローンチ後に対応する予定を明らかにしている。

Filecoinは、ブロックチェーンを用いたP2Pストレージサービス。いわゆる余剰ストレージを取引できる分散型ファイルシステムを構築するプロジェクトだ。2017年において最大のICOの一つで、その注目度も高い。SAFTの販売形式として適格投資家に販売されており、総額2.6億ドルの販売実績がある。

Filecoinは、ブロックチェーンのトークンインセンティブモデルを利用した分散型ストレージネットワークを構築するインセンティブ型IPFSでもあり、インセンティブモデルにより、ストレージシステムと検索マーケットの構築を目指す。ストレージと検索サービスを提供することで、マイナーは利用者からFILを獲得できる点にも注目が集まる。

関連:ネクストブレイク筆頭とされるFilecoinとは?

HBTCとは

HBTCのチームには、技術面はもちろん、ウォレット、サプライチェーン、デリバティブなどの金融分野に精通した世界トップレベルの人材が名を連ねる。ブロックチェーンの時代において、BlueHelix(HBTC)は、より高品質の製品、より安全な技術、より良質なサービスを全ての利用者に届けることを目指している。

親会社のBlueHelixグループは、HBTC取引所、Bluehelix クラウド、Bluehelix パブリックチェーンと3つの事業を展開しており、Bluehelixの分散型カストディサービス及び分散型クリアリングシステムは自社開発のブロックチェーンを基盤としている。

BlueHelixグループは、260を超える提携事業者(Bluehelixクラウドパートナー)にサービスを提供するほか、1000万人のエンドユーザーを有し、60億ドル以上の預かり資産を保管。

直近では、コミュニティに利益をもたらすため、Filecoinクラウドマイニングの提供を開始している。HBTCはFilecoinに関する人気サービスを安く、そしていち早くユーザーに提供することを目指している。

公式サイト:https://www.hbtc.com

IPFSとは

IPFSとは、分散型ファイルシステムでデータを保存・共有するためのプロトコルを持ったP2Pネットワーク。

IPFSは全てのコンピューティングデバイスを接続するグローバルなネームスペースで、各ファイルの識別のためにコンテンツアドレスを利用する。IPFSを利用することでBitTrentと同様に、ユーザーはコンテンツを受信するだけではなく、ホストすることもできる。

中央にサーバが必要になるものとは異なり、IPFSは全体のデータの一部を保持するユーザー・オペレーターによる分散型システムを中心に構築されており、ファイルの保存と共有のための柔軟なシステムを構築している。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
16:46
Aptos Labs CBOが語る日本戦略|独占インタビュー
Aptos Labs CBO Solomon Tesfaye氏独占インタビュー。日本の大手金融機関との協議、ステーブルコインUSD1の展開、グローバル戦略を語る。
16:32
ビットコインのみ投資へ 欧州初のルクセンブルク国家ファンドがETF経由で1%配分
ルクセンブルク財務相が、国家ファンドFSILが他の仮想通貨ではなくビットコインのみに1%配分したことを明言。欧州初の国家レベルでのビットコイン投資となる。
15:06
ヴィタリック、分散化の原則を強化する「トラストレス宣言」を発表 中央集権化に警鐘
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏らが「トラストレス宣言」を発表。検証可能性や検閲耐性など6つの核心要件を定義し、利便性優先による中央集権化リスクに警鐘を鳴らした。トラストレスこそがイーサリアムの本質であり、信頼できる中立性を達成する唯一の方法だと強調している。
15:06
JPYC、米サークル社オンチェーンFX網のパートナー通貨に採択
JPYCが米CircleのオンチェーンFX網「StableFX」で日本円パートナーに採択。USDCとの即時交換に対応し、国際送金・決済インフラで円建てステーブルコインの役割が拡大する見通し。
13:35
日本円ステーブルコインJPYC、発行額2億円突破
JPYC株式会社は、日本円建ステーブルコイン「JPYC」の累計発行額が2億円を突破したと発表。正式発行から約18日間での達成。保有者数は約3.1万人に達し、JPYC EXの口座開設数も6,000件に到達した。
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
09:18
チェコの中銀、試験的にビットコインを購入
チェコの中央銀行は、歴史上初めてデジタル資産を購入したと発表。購入したのは仮想通貨ビットコインで、他にも米ドルステーブルコインとトークン化預金も保有すると説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧