テストネットへの統合は年内予定
Dash Core Group(DCG)は25日、8月末から9月上旬にかけて実施するDashプラットフォームの次期アップデートのリリース予定を発表した。
DashプラットフォームはDashのネットワークに様々な機能を与える役目を持ち、非中央集権型APIやデータのDashネットワーク上での保存などが含まれている。また、DashPayなどのDashエコシステムのためのアプリ構築ができるようになる。
アップデートの内容は以下の通り。
- ドキュメントのタイムスタンプ機能
- コード品質の向上のためのDAPIクライアントの改善
- テストの簡易化
- 配布パッケージの改善
Dashプラットフォームの開発スタイル
一般的なブロックチェーン関連の開発プロジェクトでは、ノードが多数あり更新に時間がかるため、頻繁にアップデートを行うことはできない。
DCGはDashプラットフォームの開発に際して、頻繁なリリースとフィードバックからの改善を繰り返すアジャイル開発を取り入れた。
アジャイル開発を行うために、DCGがほぼ独占的に所有する開発環境である「Evonet」に約6週間ごとにアップデートをリリースしていく予定となっている。
今回のv0.14は3番目のリリースとなる。
また、Dashプラットフォームは年末までにDashのテストネットへ統合され、それまでにさらに4つのリリースがある予定だ。