ブルームバーグアナリストの姿勢
米最大手情報メディア、ブルームバーグのストラテジスト(投資戦略を考える専門家)Mike McGloneは、仮想通貨(暗号資産)ビットコインに対する強気姿勢を維持している。
よほど予期せぬ事態が発生しない限り、過去10年継続してきたビットコインの上昇トレンドは止まらないだろう。
ビットコインの需要と採用水準は、ずっと供給に対して優勢だ。
Bloomberg Intelligence Commodity Primer – Something unexpected needs to happen for #Bitcoin's price to stop doing what it's been doing for most of the past decade: appreciating. Demand and adoption metrics remain favorable vs. the #crypto asset's unique attribute of fixed supply. pic.twitter.com/E0wxubOlHF
— Mike McGlone (@mikemcglone11) August 19, 2020
McGloneが掲載したチャートでは、主要インジケーターの「ボリンジャーバンド」が示されている。これは2015年水準と類似しており、「バンドの収束を示すスクイーズからのエクスパンションでブレイクアウトする兆し」が指摘された。
ボリンジャーバンドについて、インジケーターの考案者であるJohn Bollinger は18日、現在のBTC相場は「完璧なチャート」になっていると指摘し、新高値への到達を疑う弱気筋の見方を一蹴した。
I imagine that someone is complaining about the $BTCUSD rally. Not me, a picture perfect advance so far.
— John Bollinger (@bbands) August 17, 2020
ボラティリティから見る
McGloneは、ビットコインが11,700ドル付近を推移していた今月6日、「ビットコインのボラティリティは3年前と比べて底を打っているように見える。低いボラティリティが2017年10月水準まで戻れば、BTC価格はより上昇しやすくなる」と分析した。
McGloneは、13,000ドルを重要なレジスタンスとしており、突破できれば年内にATHの20,000ドル突破の余地は十分にあると論じた。