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コインチェック、大人気ゲーム「マイクラ」で利用可能なデジタル資産取り扱いに向けEnjinと連携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

コインチェック、Enjinと連携

コインチェックは、ブロックチェーンゲームなどのデジタル資産を取り扱う「NFT」マーケットプレイス事業において、シンガポールのEnjin Pte Ltd.と連携を開始したことを発表した。

Enjinの提供するブロックチェーン資産発行ツール「Enjin Platform」を通じて発行された大人気ゲーム「マインクラフト」で利用可能なNFTを、2020年度内のサービス提供開始を予定している、コインチェックのNFTマーケットプレイスにおいて取扱うことを目指す。

NFTとは

NFTは、ブロックチェーン上に記録され、固有の値や情報を持った非代替性の権利証を示すもの。

現在、ゲーム産業においてはキャラクターやアイテムのNFTを暗号資産と交換できる「ブロックチェーンゲーム」と呼ばれるようなゲームが多数提供されているほか、NFTを用いた動産(コンテンツ・美術品・自動車)や不動産等の流通・売買サービス、NFTを担保としたレンディングサービスが登場している。

関連:ゲーム×ブロックチェーン NFTの解説と従来のゲームとの違い

コインチェックでは、2020年8月よりNFTマーケットプレイス事業の検討を開始し、2020年度内のサービス提供開始を目指し、NFTマーケットプレイスへの参加企業を募集している。

同社の提供する暗号資産取引サービス「Coincheck」上に「NFTマーケットプレイス」を展開することで、利用者には、より手軽に・安全にお取引できる環境を、NFTを発行する企業などのマーケットプレイスに参加する企業には、登録ユーザー数208万超、アプリダウンロード数国内No.1の「Coincheck」の利用者へアプローチすることが可能となり、さらなるNFTの流通促進が期待できる。

コインチェック資料

■Enjin Platformについて

Enjin Platformは、EthereumのERC-1155トークン規格を用いた、ブロックチェーン資産発行プラットフォーム。開発者は同サービスを使用して、単一のスマートコントラクトでファンジブルトークン、およびNFTを発行できる。

またEnjinの提供するオープンソースのプラグインツール「EnjinCraft」をサーバーに導入することで、月間プレイヤー数1.2億、累計販売本数2億本を超える大人気ゲーム「マインクラフト」とブロックチェーンを連携できる。

プレイヤーは、Enjin Platformによって発行されたNFTを、ゲーム内で使用するだけでなく、資産の一部として管理し、マーケットプレイスを通じて安全なP2P取引を行うことができる。

■Enjinについて

2009年の創業以来Enjinは、ゲーム業界に深く携わっている。同年Enjin Networkというゲームコミュニティ・プラットフォームを立ち上げ、以後10年間で2,000万ユーザーを超えるプラットフォームへと成長させた。

2017年にはICOで1,890万ドルを資金調達した後、誰でも簡単にブロックチェーンを活用できる、エコシステムの開発を進めている。

ゲーム開発者は、Enjin Platform・Marketplace・Wallet・Beamといったプロダクトを用いることで、新規ユーザーの獲得や収益性の向上、他ゲームとの差別化を行える。またゲーム会社だけでなく、あらゆる規模や業種の会社に利用できる。

【NFTプラットフォーム参加企業の募集について】

コインチェック「NFTマーケットプレイス」事業は、2020年度内のサービス提供開始を目指して準備を進めており、引き続き参加企業の募集を行っている。

条件面など、詳細は以下。

申し込みフォーム:https://forms.gle/WppWhUWzmTjMZPDx9

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