はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

リップル社の共同創設者が5億XRPを送金──送金先は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

5億XRPを送金

米リップル社の共同創設者Chris Larsenが、暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)約5億XRP分(125億円相当)を、米仮想通貨投資ファンド「New York Digital Investment Group(NYDIG)」のウォレットへ送金したことが分かった。

Larsenは「NYDIGの創設メンバーと知り合いであり、同社のセキュリティなど企業としての質の高さに感銘を受けている」と説明しており、「NYDIGは次世代カストディ企業だ」と称賛した。送金の意図は、カストディへの預け入れと見られる。

今回は最初、仮想通貨の送金を追跡するWhale Alertが、LarsenがXRPを身元が特定できないウォレットに送金したことを報告。

その後Larsen本人が送金の事実を認め、送金先はNYDIGであると明かした。

NYDIGはニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から、2018年にビットライセンス(BitLicense)を取得している企業で、ビットコイン(BTC)ファンドなどの運営も行なっている。

ビットライセンス(BitLicense)とは

米国ニューヨーク州内における仮想通貨取引交換業を可能にする事業ライセンス。2015年からニューヨーク州の金融サービス局(Department of Financial Services)が発行している。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

先月には、新たなBTCファンド「NYDIG Bitcoin Fund LP」を立ち上げ、私募で資金調達を行っていることが分かった。先月時点で募集はまだ継続しており、2019年7月に立ち上げられた後、約500万ドル(5.2億円)を販売したことが、米証券取引委員会(SEC)に提出した資料から明らかになっている。

他にも現金決済のBTC先物で運用をすることを目的とする「NYDIG Bitcoin Strategy Fund」など、複数の仮想通貨ファンドを提供している。

関連米BTC投資ファンドが今年3回目の資金調達、仮想通貨業界で急成長

Chris Larsenとは

Larsenは2018年、フォーブスが選ぶ「世界の保有資産ランキング上位400人」に選出。毎年選出が行われるが、仮想通貨業界からは初のランクインとなった。当時の保有資産は21億ドル相当(約2200億円)と推定されており、ランキングは383位となっている。

関連リップル創業者、フォーブスの資産家ランキングにランクイン

昨年9月には自身の母校である米サンフランシスコ州立大学に対し、非営利団体「Rippleworks」らと共に2500万ドル相当(約26億円)のXRPを寄付。当時の発表では、米国で最も金額の大きい「デジタル・アセット」による大学への寄付金と伝えられた。

関連リップル社理事長が仮想通貨で米大学へ過去最高額の寄付を実施

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。
06:30
米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
「REXオスプレイ・ソラナ・ステーキングETF」が7月3日に取引開始。米国初のステーキング機能付き仮想通貨現物ETFとして約100万ドルの運用資産で滑り出し。
06:10
米上場ナノ・ラボ、72億円で仮想通貨BNB追加購入
ナスダック上場のナノ・ラボが74,315BNBを約5000万ドルで購入。総額5億ドルの転換社債プログラム第1弾として、BNB流通量の5-10%保有を目指す。
05:50
上場企業の仮想通貨トレジャリー戦略に警鐘、F・テンプルトンが「負の連鎖」リスク指摘
フランクリン・テンプルトンのアナリストが流行する企業の仮想通貨トレジャリー戦略について分析。プレミアム維持の困難さと市場下落時の負の連鎖リスクに警告。
05:35
ルミス議員、仮想通貨税制改正法案を再提出 300ドル未満取引の免税など盛り込む
ルミス上院議員が仮想通貨税制改正法案を再提出。300ドル未満の小額取引免税、マイニング・ステーキング報酬の二重課税解消など包括的な改正を提案。
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧