はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Tom Lee氏:アルトコインは今夏後半に上昇トレンドへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Tom Lee氏が今後のアルトコイン市場について見解を示す
市場戦略家のTom Lee氏は下落相場が続くアルトコイン市場について自身の見解を示し、次四半期の4-6月で下落の最高潮に達した後今夏後半に暴騰相場が到来すると予測しています。
  
ビットコインの強気市場は7月に到来
同氏はアルトコインのトレンドが今夏後半に転換する前、ビットコインの暴騰が7月ごろに到来するだろうと予想しています。

Tom Lee氏らがアルトコイン市場予想

長らく続くアルトコイン不調がいよいよ直近での最安値に近づこうとしています。

時価総額が低い多くのアルトコインは夏の終わりにくる強気市場を待ちつつも、次の四半期(4-6月)価格下落が続く「苦難」となることでしょう。

市場戦略家のTom Lee氏は下落が続くアルトコイン市場について言及し、上記のように自身の見解を示しました。

彼はビットコインに対し非常にポジティブな考えを持っていることでも有名です。

Lee氏の会社である「Fundstrat Global Advisors」はウォールストリート界隈で初めて仮想通貨を商品として顧客に勧めた投資戦略会社として知られています。

多くのアルトコインが2017年第4四半期に62日間にわたり価格上昇を遂げました(ビットコインの価格上昇率を凌駕して)が、その後の弱気市場でほとんどのコインが75%ほどの価格下落を経験しました

アルトコインはかなりの市場占有率を失い、結果として仮想通貨市場に占めるビットコインの割合が40%中頃まで上昇しました

Lee氏とFundstrat戦略家のRobert Sluymer氏およびSam Doctor氏は同社のレポートで、アルトコインのさらなる下落が始まる、もしくはすでに始まりかけていると述べました。

しかし、アルトコインが近いうちにトレンド転換し、以前のような上昇が起こることも考えづらいと主張しています

Bloombergの報告によると、Fundstratは火曜日、投資者に対し以下のような投稿をしました。

「我々は現在の下落トレンドが150-175日間続き、アルトコインの強気市場が8月中旬と9月中旬の間に始まると予想しています。

長い下落トレンドが仮想通貨に差しかかっている暗雲がアルトコイン限定のものであると考えています。」

以前、Fundstrat社はビットコインの価格が7月ごろにAll-time high(強い上昇トレンド)に転換すると予想しました。

同社の「Bitcoin Misery Index」のデータを引用すると、Lee氏はビットコインの価格が2年のうちに9.1万ドル(約969万円)に到達すると予想しているようです。

Tommy Lee氏:大手企業が仮想通貨に目を付けた状況は価格上昇に繋がる
FundstratのTommy Lee氏は2018年内にビットコインの強気相場と仮想通貨市場の回復を予想しています。彼は様々な国際企業の仮想通貨関係の発表が失われた信用の回復に貢献していると考えています。
Tom Lee氏 : ビットコインの価格は2020年3月までに91,000ドルに達する
Fundstrat Global Advisorsの研究責任者のTom Lee氏は、2020年の3月までにビットコインの価格は91,000ドル(960万円)に達するとの見込みを示しました。同時にFundstrat社とLee氏はビットコインの短期的、長期的なトレンドを可視化するのに役立つレポートを発表しています。

Fundstratはアルトコインが回復する前にビットコインの強気市場が始まると予想しているため、火曜日の報告では投資者に対し、資産を時価総額が高い仮想通貨に集中させることを勧めました。

またFundstratは、仮想通貨資産に対し寛容なミレリアル世代や他の若い世代にとって、ビットコインは金に変わる価値の保存手段に取って代わる可能性を秘めているとし、顧客に現在下落中のビットコインへ投資することを勧めています。

Altcoin Markets in ‘Purgatory’, Will Turn Bullish Late Summer: Bitcoin Bull Tom Lee

Mar. 20, 2018 by Josiah Wilmoth

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/07 月曜日
13:57
ヴィタリックらがイーサリアムのトランザクションごとのガス上限を共同提案 DoS攻撃対策と安定性向上目指す
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏と研究者のトニー・ワースタータ氏は、ネットワークのセキュリティと安定性向上を目的として、トランザクションごとのガス使用量にプロトコルレベルの上限を導入するEIP-7983を提案した。
12:21
イーロン・マスク、新政党でビットコイン支持示唆 法定通貨への懸念表明
イーロン・マスク氏が新政党「アメリカ党」でビットコイン支持を表明。「法定通貨は絶望的」と発言し、暗号資産への姿勢を鮮明に。トランプ氏との対立から第3政党設立へ。2026年中間選挙で限定的な議席獲得を目指す戦略も明らかに。
12:15
UAE当局、トンコインによるゴールデンビザ取得プログラムを否定=報道
アラブ首長国連邦当局がトンコインのステーキングでゴールデンビザを取得できるプログラムを否定した。当ビザの要件で仮想通貨投資家は対象外と表明している。
12:07
ビットコイン高値圏で推移、取引所の流入・流出比率は3年ぶり低水準に
ビットコインは109,060ドルで小幅上昇。取引所流入・流出比率が0.9まで低下し、2023年弱気相場以来の最低水準を記録。昨年11月の米大統領選以降、約20万BTCが取引所から流出し、残高は280万BTCと7年ぶりの低水準となった。これは投資家の長期保有志向の強まりを示しており、短期投機から長期価値投資へのシフトが鮮明になっている。
09:22
米シークレットサービス、過去10年間で犯罪関連の仮想通貨580億円相当を押収
米シークレットサービスが過去10年間で4億ドル相当の仮想通貨を押収した。米国では豚解体詐欺による銀行破綻も発生しており捜査当局は仮想通貨が関連する犯罪への対処を進める。
07/06 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH価格特化の新組織誕生や米国初のソラナ現物ステーキングETF上場など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン週次レポート:1600万円台を窺う展開、トランプ減税法案通過で相場底堅く推移|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン(BTC)対円相場は1600万円を窺う底堅い展開。トランプ減税法案上院通過で1520万円台で下げ渋り、ADP雇用レポート下振れによる早期利下げ観測で1570万円台に回復した。bitbankアナリスト長谷川氏は下降チャネル突破も11万ドル乗せに苦戦と分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BitwiseのBTC20万ドル到達予測維持に高い関心
今週は金融アドバイザーの推奨ポートフォリオ、Bitwiseのビットコイン20万ドル到達予測維持、アリゾナ州知事による押収仮想通貨の準備基金法案への拒否権行使に関するニュースが最も関心を集めた。
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧