WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

無登録営業のバイナンスに改正資金決済法に基づく警告|バイナンス側も公式声明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

金融庁が警告
日本国内で無登録営業を行なっていた海外最大級の仮想通貨取引所バイナンスに対し、金融庁は3月23日、利用者保護の仕組みが不十分だとして「改正資金決済法」に基づく警告を行いました。これを受けたバイナンス側も「弁護団を通して、最優先で解決にあたる」とする声明を出しています。

金融庁の動きとバイナンスの反応まとめ

3月22日に日経新聞が報じた通り、海外の最大級の仮想通貨取引所「バイナンス」に対し、改正資金決済法に基づく警告を出しました。

先日のBinance CEO CZ氏の日経新聞に対する批判的発言など、時系列を整理すると以下の様になります。

  1. 金融庁正式発表前に日経新聞がBinanceへの警告ニュースを報じる
  2. 金融庁からまだ何も警告されていないCZ氏が日経新聞を批判、またBinanceに伝える前に新聞社に情報を伝えるのは「道理にかなわない」と発言
  3. 金融庁が正式にBinanceに警告、CZ氏に対しても警告文を送付

同社は無登録のまま日本で営業しており、利用者保護の観点から、投資家が損害を被る恐れがあると判断された可能性があります。

金融庁は、同社が日本人の口座開設時に本人確認(KYC)を行なっていなかった点を問題視。

匿名性の高い仮想通貨の扱いや、マネーロンダリング(資金洗浄)対策も未整備とみて、規制強化に動いたものと思われます。

無登録で仮想通貨交換業を行う者について、事務ガイドライン第三分冊:金融会社関係16.仮想通貨交換業者関係Ⅲ-1-4(2)②に基づき、本日、警告を行いましたので、下記のとおり公表いたします。

・業 者 名 等:Binance

・代表者 Changpeng Zhao(チャオ・チャンコン)

・所 在 地:香港

・内 容 等:インターネットを通じて、日本居住者を相手方として、仮想通貨交換業を行っていたもの

引用元:金融庁HP

CoinPostの関連記事

コインチェック記者会見まとめ:NEMの補償対応、凍結中の顧客資産を送金再開
コインチェックの記者会見内容の詳細や、コインチェック社から言及のあった売上高情報をまとめています。不正送金されたNEMを保有していた顧客に対する補償や、同社で凍結中の顧客資産(アルトコイン)についての一部サービス再開の目処について、3/12〜19日を目処に発表予定とのことです。

また、金融庁の対応は事務ガイドライン第三分冊:金融会社関係16.仮想通貨交換業者関係Ⅲ-1-4(2)が裏付けとなっています。

Ⅲ-1-4 無登録業者への対応

無登録業者等の実態把握等

利用者からの苦情、捜査当局からの照会、仮想通貨交換業者・認定資金決済事業者 協会等からの情報提供又は新聞やインターネット広告等から、無登録で仮想通貨交換 業を行っている者(以下「無登録業者等」という。)を把握した場合は、警察や地域の 消費生活センター等への照会、無登録業者等への直接確認(電話やメール等の確認等、 問合せの方法は問わない)等により、積極的にその実態把握に努めるものとする。

特に、利用者から苦情等があった場合や捜査当局から照会があった場合は、その対 応のみに留まることのないよう十分留意するものとする。

引用:事務ガイドライン第三分冊:金融会社関係16.仮想通貨交換業者関係Ⅲ-1-4(2)より

バイナンス側の発言

警告を受けて、バイナンス側の反応は以下の通りです。

約一時間前、日本金融庁から簡単な手紙を受け取りました。

我々の弁護団は直ちに金融庁に問い合わせ、解決策を見つけるでしょう。ユーザーを守ることは我々の最優先事項です。

心配することはありません。時にネガティブなニュースは、長期的にプラスになることがあります。

中国ではこのようなことわざがあります。変革時に新しい(もしくはより良い)機会は必ず生まれす。

CoinPostの関連記事

金融庁がBinanceに対し警告?|無登録海外取引所は今後取引不可に?
金融庁がBinance(バイナンス)に対して警告を出す方針であることを日経新聞が報じました。金融庁は投資家が損害を被る可能性を考え、金融庁はBinanceが日本における営業を止めない場合、改正資金決済法違反の疑いで刑事告発する方針です。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/15 水曜日
13:34
「仮想通貨を金融商品に」金商法改正案が参院本会議で成立 ETF・分離課税の焦点は
暗号資産(仮想通貨)を金融商品として初めて位置づける金商法改正が15日の参院本会議で成立した。申告分離課税20%・インサイダー規制・ETF解禁への道筋が整う。施行は2027年度、課税変更は2028年1月の見通し。
13:19
米英財務省、資産トークン化で提言・ステーブルコインで共同声明
米財務省と英財務省のタスクフォースが、資産トークン化など将来の金融市場について提言。ステーブルコインを推進する規制について共同声明も発表した。
11:48
SBI・DigiFT・スターテイル、JPYSC想定トークンで株ファンドPoC
SBIグローバルアセットマネジメント、DigiFT、スターテイルの3社が、円建てステーブルコインJPYSCを想定したトークン化日本株ファンドの決済・分配のテストネットPoCを開始。証券決済の高速化と分配金の即時支払いの実現可能性を検証する。
11:43
慶應大の坂井教授が語る「予測市場の世紀:集合知の社会実装」|WebX2026
慶應義塾大学の坂井豊貴教授がWebX 2026で語った予測市場の仕組みと可能性。世論調査との違い、板取引型・マーケットメーカー型の2形態、社内活用によるガバナンス応用まで解説。
10:37
3メガバンクのオンチェーン金融戦略 ステーブルコインとAIが変える銀行の未来|WebX2026
WebX 2026 | セッションレポート 3メガバンクのオンチェーン金融戦略 ステーブルコインとAIが変える銀行の未来 磯和啓雄 × 上ノ山信宏 × 山本忠司 三井住友・みず…
10:30
クラリティー法のステーブルコイン利息規制の強化を要求、米銀組織が上院議員に書簡送付
米国銀行協会などの組織は、仮想通貨規制のクラリティー法案におけるステーブルコインに関する利息規定をめぐり上院議員に書簡を送付。法案の内容の変更を求めている。
10:00
ビットコイン市場で「3つの好条件」揃うもトレンド回復は先か=ウィンターミュート
ウィンターミュートは、仮想通貨ビットコインが地政学リスク下でも6万2000ドルを維持し、ETFへの資金フローも流入に転じたと指摘。回復の持続に必要な材料にも言及した。
09:19
WIZE、ソラナ累計取得10億円突破 世界トップ10入り
株式会社WIZEが仮想通貨ソラナ(SOL)を追加取得し、累計取得額が10億円を突破。総保有量は6.6万SOL超となり、同社はCoinGecko調べで世界トップ10入りに相当するとしている。1株あたり保有SOLは5カ月で3.3倍に拡大した。
08:53
米SEC、ハイパーリキッド関係者と規制巡り会合
米SEC仮想通貨タスクフォースは7月14日、ハイパーリキッド・ポリシー・センターやXYZなどの代表者と会合を開催。仮想通貨規制のあり方を協議し、ハイパーリキッドの技術・市場を説明する資料が提出された。
07:49
欧州中央銀行、デジタルユーロの実験に参加する36社の決済企業を決定
欧州中央銀行は、2027年開始予定のデジタルユーロのパイロット実験に参加する36社の決済サービス企業をユーロ圏から選出。将来的なデジタルユーロの発行可能性に向けて準備を進める。
07:40
米大手取引所コインベース、中国本土向け登録要件緩和
米大手仮想通貨取引所コインベースが、中国本土居住者への口座登録を開放したと報じられた。中国国民IDと本土住所での本人確認が可能になり、従来必要だった香港住所とパスポートの提示は不要に。同社は取引可否など詳細を公式には説明していない。
07/14 火曜日
21:55
テスタ × 渡辺創太 デジタル金融、ぶっちゃけ投資はどう変わる?|WebX2026
WebX 2026のデジタル金融対談を詳報。テスタ氏はビットコインを有事のヘッジと位置づけ、渡辺創太氏は株式トークン化の本命は2029年と予測。金商法移行とパーペチュアル合法化が市場に何をもたらすかを読む。
15:59
トークン化MMF・RWA、兆円市場への本格シナリオ|WebX2026
ブラックロック・フランクリン・テンプルトン・Securitize Japanが登壇。トークン化MMFの3つのユースケース、DeFiとの連携条件、トークン化株式の可能性、そして「2033年に3,000兆円市場」へ日本がどう挑むかを徹底討論。WebX 2026レポート。
15:10
ドップラーとSBIデジタルファイナンスが提携、XRP金融インフラを整備
ドップラーファイナンスとSBIデジタルファイナンスが機関投資家向けXRP金融インフラの整備に向けた戦略提携を発表。XRPおよびトークン化資産を活用した機関向けソリューション開発と日本市場でのトークン化金融インフラ普及を共同で進める。
13:55
ロビンフッドチェーン、初週でDEX取引量5000億円突破 ミームコインが牽引
ロビンフッドが1日にローンチした独自L2「ロビンフッドチェーン」が、稼働初週でDEX取引量31億ドル超を記録し、ソラナ・BNBチェーンに次ぐトップ5入りが判明した。一方、実際の取引を牽引したのは同社が注力するRWAではなくミームコイン市場だった。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧