135ドルの「窓」
週末の変動幅を織り込んだCME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物は、135ドルの「窓(ギャップ)」で取引を開始した。先週末の終値11,370ドル(1,197,710円)に対し、始値が11,505ドル(1,211,930円)となった。
10月7日に確認された265ドル幅の窓を含め、CMEのチャート上では2つの「上窓(次のローソク足が直前のローソク足より高値となる窓:価格上昇時)」が続いた。
なお、前回の窓の下限が11000ドル付近と下値支持線として注目されるポイントでもあり、窓埋めアノマリーを意識した市場の値動きがより意識される可能性も指摘される。
最近の窓埋め事例
最も近い事例では、10月7日にトランプ米大統領が追加景気対策案の協議停止を指示したことを背景に急反落した米株式市場に連れ安したビットコイン市場で、下落時の下値支持線としてCMEのチャート上に生じるギャップ「窓」が意識されている。