はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

3/27(火)|Twitter広告禁止の影響で全面安・ETFは長期的な材料となるか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ツイッター社の仮想通貨関連広告の禁止の影響もあり、BTC/JPY価格が一時83万円を割り込み、アルトコイン全体が売られる格好となりました。
米中貿易摩擦懸念が低下、日米株式市場は大きく上昇
ムニューシン財務長官の発言や、米中が水面下で交渉を進めている事がポジティブな材料となり、NY市場、東京市場揃って主要株式指数は大きく上昇しました。特にダウの上昇幅はリーマンショックが起こった2008年10月以来の大きさで、史上3番目に大きい上昇幅でした。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は、ここ数日続いた下落相場が継続、BTC/JPY価格は一時83万円を割りました。

ビットコインだけでなく、アルトコインもBTCの価格変動状況につられる形で下落し、全面安の様相を呈しています。

仮想通貨市場の下落を後押ししたのは、ツイッター社の仮想通貨関連広告の禁止で、以前より広告の規制がかかる事は噂されていましたが、本日具体的な日程が発表されたことで、売りの動機を与えた格好となりました。

ICO詐欺などを未然に防ぐ利用者保護の仕組みの一環であり、一概に悪材料ではありませんが、同社が施行日時を27日(本日)とする緊急措置を取ったことで、相場に強い影響を与えた形になります。

CoinPostの関連記事

Twitter:仮想通貨関連広告を禁止
Twitter(ツイッター)が仮想通貨関連広告を禁止することを認めました。日本の仮想通貨関連広告については、日本の規制当局が認めた範囲については認められますが、それ以外は限定されるとのことです。

全面安の状況となる中で、価格上昇を記録したTronは、3月31日にテストネットのローンチを控えており、プロジェクトの進行状況が期待され価格を伸ばしました。

また長期的な仮想通貨の材料としては、Cboe(シカゴオプション取引所)が、『仮想通貨ETF承認に対する懸念の多くは、既存のコモディティ関連ファンドの枠組みの中で対処できる』とした上で、ビットコインETF承認をSECに要請。

仮想通貨ETFは、Cboe社も『現物市場よりも透明性が高く、利用しやすい手段として、投資家の仮想通貨市場への参入を可能にするだろう』と言及するほど、仮想通貨市場への新規参入が期待される形となっています。

BTC先物上場を経て米国に認可されるCboeのETF登録要請の動きは、今後も市場から注視されることになるでしょう。

CoinPostの関連記事

Cboeが米証券取引委員会(SEC)に6つのビットコインETFを申請
Cboe Global Marketsが新たな資産カテゴリーに賭け、SECに6つのビットコイン関係上場投資信託の登録を申請し、Cboeはライバル取引所CMEグループに先立ち、ETF実装を試みました。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

指数と比較して大きな値動きはなかったものの、日本市場における仮想通貨取引所の開設を控えるSBIホールディングス(8473)が+3.11%、マネックスグループ(8698)が+3.06%、と堅調に推移。

3月27日は「権利付最終日」となっており、優待や配当の権利取りのため、優待を含めた高配当利回り銘柄として一定の買いが集まったものと思われます。

SBIホールディングスは、3月16日発売の『会社四季報 2018年2集春号』のデータを基にした、東洋経済オンラインによる「配当&優待利回りが高い100社」ランキングにて、実質利回り(優待金額+配当金額÷株価)8.22%で最上位にランクインするなど期待を集めています。

同社は1月30日の決算発表で、2018年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益で、前年同期比51.5%増の506億円に拡大するなど好調な業績を背景に、従来未定としていた今期の年間配当を70円(前期:50円)にする方針としていました。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • NYダウ:24,202.60(+669.40)
  • NASDAQ:7,220.54(+227.88)
  • S&P500:2,658.55(+70.29)

日本時間27日明朝(米国時間26日)に引けたNY市場は、主要三指数揃って上昇しました。

米国のムニューシン財務長官による「中国と建設的な話し合いをしている」という発言や、米中が貿易摩擦の緩和に向けて交渉中などの報道がポジティブな材料となった事で、先週の下落から一点、株式市場の主要指数は大きく反発しました。

上昇幅としては、リーマンショック直後の2008年10月以来の大きさで、市場3番目の大きさです。

2月以降、ボラティリティが高い相場が続いておりますが、今回はプラスに働いたようです。

個別では、マイクロソフトが7%以上も上昇し、ダウを大きく牽引した他、インテル、アップルなどITセクターが大きく上昇。

ダウ採用銘柄では、ゼネラル・エレクトリックのみが下落した以外は全面高の展開でした。

東京市場

  • 日経平均:21,317.32(+551.22)
  • TOPIX:1,717.13(+45.81)
  • マザーズ:1,164.69(+13.21)

27日東京市場は主要三指数揃って上昇。NY市場の勢いそのままに、東京市場も上昇しました。

米中の貿易摩擦の懸念が和らいだ事が、やはり東京市場でも材料視された他、国内の政治問題についても、佐川前国税庁長官が証人喚問で詳細な証言を拒否した事が、ポジティブな材料となりました。

3月期決算銘柄の権利付最終日となった事もプラスに働いたようです。

東証一部銘柄の値上がり銘柄割合は90%を超えて、まさに全面高の様相を呈しており、ファストリ、東京エレクトロン、ソフトバンクなどの値がさ株が上昇を牽引した他、三菱商事をはじめ、商社株が上昇。原油高も材料に、原油セクターも上昇しました。

本日は売買代金も3兆2137億円となり、東京市場にマネーが戻ってきた感が多少感じられる相場でしたが、先安懸念など一部の投資家から漏れてくるなど、米中の動きや国内の政治問題に一喜一憂する相場がしばらく続きそうです。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/22 土曜日
10:05
コインベース、ソラナのミームコイン取引所「ベクター」を買収
コインベースがソラナ基盤SocialFiプラットフォーム「ベクター・ファン」を買収すると発表した。年内に取引完了予定で、ソラナエコシステムへの参入を拡大し、すべてを取引できる取引所の構築を目指す。
09:35
ベセント米財務長官、ビットコインバーにサプライズ訪問 仮想通貨業界への影響は
スコット・ベセント米財務長官がビットコインバー「Pubkey DC」を訪問し、仮想通貨コミュニティで話題になっている。業界関係者の反応と今後の影響を解説する。
08:25
NYSEがグレースケールのXRPとドージコインETF承認、25日上場予定
NYSEがグレースケールのドージコインとXRP ETFの上場を承認し、11月25日に取引を開始する。今週はビットワイズのXRP ETFやフィデリティのソラナETFも上場し、アルトコインETF市場が急拡大している。
07:45
「仮想通貨財務企業などの上場後の事業の大幅変更について対応を考える必要」JPXのCEO
日本取引所グループの山道CEOは、ビットコインなどを保有する仮想通貨財務企業への規制強化は現時点では検討していないと説明。一方で、事業の大幅変更については対応を考える必要があるとも述べている。
07:05
個人マイナーがビットコイン採掘に成功、1億8000万分の1の確率を克服
極めて小規模な個人マイナーがわずか6TH/sのパワーでビットコインブロックの採掘に成功し、約26万5000ドル相当を獲得した。確率は1億8000万分の1で、近年最も幸運なソロ採掘となった。
06:25
トム・リー率いるビットマイン、初の配当実施もイーサリアム保有の含み損は6250億円超 
イーサリアム最大の企業保有者ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが11月21日、2025年8月期通期で純利益3億2816万ドルを計上し、大手仮想通貨企業として初めて配当を実施すると発表した。しかしイーサリアム価格下落で含み損は40億ドル超に達している。
06:02
金持ち父さん著者キヨサキ、3.5億円分ビットコインを売却し広告事業投資へ 以前の姿勢から一転
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏が11月22日、約225万ドル相当のビットコインを売却し、外科センターと看板広告事業に投資すると発表した。以前の「売らずに買い続ける」発言から一転した。
05:45
マイケル・セイラー、指数除外懸念に反論「ストラテジーはファンドではない」
ストラテジー社のマイケル・セイラー会長は主要株価指数からの除外懸念に対し「我々はファンドではなく上場事業会社だ」と反論した。
11/21 金曜日
17:25
米ビットコインETF、1週間で大規模な資金流出が2回
11月20日、米ビットコイン現物ETFは9億300万ドル(約1,395億円)の純流出を記録し、史上2番目の規模となった。1週間前の記録を更新。ブラックロック、グレースケール、フィデリティの主要3ファンドで流出の大部分を占め、全ETFで純流入ゼロという異例の事態に。
16:38
予測市場が急成長 カルシ(Kalshi)が1500億円調達と報道も
予測市場カルシが2ヶ月で評価額2倍超の110億ドルで10億ドル調達。取引量は10月に過去最高の44億ドルを記録。競合ポリマーケットも120億〜150億ドルでの追加調達を協議中で、予測市場への投資が加速。
16:33
暗号資産(仮想通貨)の申告分離課税が実現したら?押さえておきたい税務のポイント|Aerial Partners寄稿
仮想通貨の申告分離課税が現実味を帯びてきた今、投資家が知っておくべき税制変更のポイントを解説。税率の一定化、損益通算、特定口座の導入可能性など、制度導入後の注意点と準備すべきことをわかりやすく紹介します。
16:10
CAICAテクノロジーズ、JPYC決済ソリューションの提供を開始
CAICAテクノロジーズが日本円ステーブルコインJPYCの決済ソリューション提供を開始。企業向けにコンサルティングサービスと決済モジュールを提供し、ステーブルコイン決済の導入を支援する。
16:03
ナッジ、ステーブルコイン決済・還元対応クレカ「HashPortカード」発行開始
HashPortとナッジが日本初となる後払い型クリプトクレジットカード「HashPortカード」を発行開始。ステーブルコインJPYCで決済・還元が可能で、利用額の0.3%をJPYCで還元。年会費無料、カード発行手数料2,500円。
15:44
金融庁が語る暗号資産規制改革の全貌──銀行参入、インサイダー規制、DEX対応の狙い|独占取材
金融庁独占取材。暗号資産規制の金商法移行について、銀行グループ子会社の参入、インサイダー取引規制導入、分散型取引所(DEX)対応の狙いを詳しく聞く。投資家保護と健全なイノベーション両立への取り組みを解説。
13:55
Bitcoin Core、史上初の公開セキュリティ監査をクリア 「重大な脆弱性なし」
ビットコインの基盤ソフトウェアBitcoin Coreが16年の歴史で初となる第三者セキュリティ監査を完了した。Quarkslabによる4ヶ月間の徹底調査で致命的な脆弱性は発見されず、300兆円規模のネットワークの安全性が裏付けられた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧