WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米SEC、企業の資金調達関連で規制緩和

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

資金調達の上限額を引き上げへ

米国証券取引委員会(SEC)が資金調達に関する手続きの規制緩和を実施、資金調達できる金額の上限額も引き上げられた。トークン化したセキュリティトークンも適用される可能性がある事例として注目も集まる。

この草案は、今年3月にSECによって提出され、規制緩和の必要性について議論が展開されていた。

先月には、SECのコミッショナーHester Peirce氏(クリプトママ)も、SECの会議にて資金調達に関する規制緩和の必要性について訴えている。

今回の変更では、規制に係るコンプライアンス手続きの合理化およびコスト削減を企図しており、上限額が引き上げられたことにより、企業は費用控除などの恩恵も受けやすくなる。

具体的には今回の改正で、株式投資型クラウドファンディングでの資金調達上限が107万ドルから500万ドルに、Tier 2 Regulation Aにおける上限も5,000万ドルから7,500万ドルへと引き上げられた。さらに、Rule 504 of Regulation Dにおいても、上限額を500万ドルから1,000万ドルへと引き上げた。

Regulation Crowdfunding(株式投資型クラウドファンディング)は、クラウドファンディングを通じて証券の募集を行うことを可能とする規制。

Requlation Aは、通常のSEC登録の費用を負担することができない中小企業を対象に、非認定投資家が公募に参加することを可能にする規制。Regulation Aは二つの区分(Tier 1とTier 2)がある。

(以前の規定では)Tier 1では12ヵ月間で最大2,000万ドルまで証券の発行が可能で、Tier 2の場合は12ヵ月間で最大5,000万ドルまで証券の発行が可能となる。

証券の発行額が2,000万ドル以下の場合、企業側はTier 1とTier 2の中から、どのルールの下で公募を行うか選択することができる。

Rule 504 of Regulation Dは、特別な要件を満たすことなく何人でも投資可能な登録免除を定めた規制。

資金調達額の引き上げに加え、今回ルールが変更されたことにより、投資家とのコミュニケーションに関する規制も簡素化。また、提出書類や適格投資家の投資制限に関する規定の緩和も実施。市場調査やアイデア段階のプロジェクトのプロモーションも行いやすい環境が整備された格好だ。

さらに今後の計画としてPeirce氏は、簡素化された手続で最大25万ドルまで調達できるような、小規模な資金調達を容易に可能とする制度の設置も提唱している。

参考:sec.gov

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/03 火曜日
20:20
民主党が議会を制したら仮想通貨市場の法整備に逆風か、米中間選挙は今夜投票
米中間選挙で民主党側が大勝した場合、仮想通貨規制は法案の成立から調査・監視へ軸足が移る可能性がある。クラリティー法案が停滞し続け、トランプ大統領の家族の事業への調査が強まるとの見方が出ている。
12:15
メタプラネットが253億円の自社株買い ビットコイン購入配分を80億円戻す
メタプラネットは10月の自社株買いが約253億円に達したと報告した。社債80億円を完済し、その分仮想通貨ビットコイン購入への配分が増えた。
11:18
ビットコイン8万ドル割れ、ウィンターミュートは7.68万ドルを注視
仮想通貨トレーディング企業ウィンターミュートは2日の週次レポートで、ビットコインが8万ドルを下回ったと指摘した。バイナンスの約63億ドル流出後に15億ドル規模の清算が発生。次に維持すべき水準として約7.68万ドルの50週移動平均を挙げた。
10:38
米SEC、トークン投票だけでは「管理者」に当たらず FAQで見解
米SEC企業金融局は11月2日、仮想通貨の分類に関するFAQに3問を追加した。互いに関係がなく協調の取り決めもない広範なガバナンスの参加者は、原則としてネットワークの実質的な管理者(中央当事者)に当たらないとのスタッフ見解を示し、管理者と見なされる権限の具体例も挙げた。
10:15
EU拠点の組織から167億円以上の仮想通貨が不正流出の疑い
ZachXBT氏は、EU圏の組織が複数の取引所口座から1億600万ドル超を不正に引き出された疑いを報告した。資金はイーサリアムやモネロに換えられ移動されているところだ。
09:35
北朝鮮、バイナンス流出の関与を否認 FBIに「重大な政治的挑発」
北朝鮮の金与正氏は、バイナンスから60億ドル超の仮想通貨が盗まれた事件を北朝鮮の犯行としたFBIの発表に反発し、「重大な政治的挑発」と非難する談話を出した。過去最大とされる流出の経緯をまとめた。
08:50
SBI、米エレボール銀行に1億ドル出資へ ステーブルコイン入出金に対応
SBIホールディングスが米デジタルバンクのエレボールに1億ドルを出資する。同行はステーブルコインの入出金やブロックチェーン決済に対応し、2026年2月の開業後、預金は70億ドルを超えた。同行の事業内容と出資の狙いをまとめる。
08:16
ブラジル大手取引所Mercado Bitcoin、推計63億円超流出で入出金停止
ブラジルの大手仮想通貨取引所Mercado Bitcoinが2日、セキュリティ事案を受けて入出金を停止した。Hypernativeの推計では63億円超相当が流出。同社は顧客被害やデータ流出はないとし、5ネットワークの送金先アドレスを公開した。
11/02 月曜日
19:21
ステーブルコインの100万円上限、金融庁研究会で議論 全銀協は慎重
金融庁は2日、デジタル・分散型金融に関する研究会の第2回会合を開き、ステーブルコインの100万円上限やレンディング規制を議論した。JPYCとSBI VCトレードが上限の見直しを求めた一方、全銀協は慎重な検討を求めた。
14:55
米上場企業、5833BTCのビットコイン売却か担保化を検討 バイナンス事件受け
米ナスダック上場のネクスト・テクノロジーが、保有する約5,833BTCの売却または担保設定を取締役会で承認した。バイナンスの不正流出事件を受け、カストディリスクの高まりを理由に挙げている。
14:10
DeFiサイトなど15ドメインに不正リダイレクト 訪問者の資金抜き取り
Name.comは顧客ドメイン15件が不正にリダイレクトされたと発表した。DeFiサイトでのEVM系流出額は約13.8万〜20.2万ドルと推計されている。
13:05
SBI VCトレードのJPYSCレンディング残高、100億円を突破
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコインJPYSCのレンディング(貸コイン)残高が100億円を突破したと発表した。取扱残高も300億円を超えた。利用料の計算方法と、貸出中のJPYSCが分別管理の対象外となる点など、利用者が負うリスクを整理する。
11:40
カルダノ団体、Linuxの重大欠陥でプール運営者に更新呼びかけ
カルダノのガバナンス組織インターセクトが、Linuxカーネルの重大な脆弱性についてステークプール運営者(SPO)に更新と再起動を要請した。深刻度は10点満点中9.8。委任されたADAへの影響と主要ディストリビューションの修正状況をまとめた。
10:10
トランプ氏、北朝鮮関与なら対話の意向 バイナンス攻撃でFBIが関与発表
米FBIはバイナンスから63億ドル規模の仮想通貨が流出した件は北朝鮮系ハッキング集団の犯行だと発表した。トランプ大統領は関与が確認されれば北朝鮮と協議する意向を示した。
09:35
BTCPay Server、ホットウォレット不正流出の報告受けサーバー停止を要請
ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、複数のサーバーでホットウォレットの資金が不正に抜き取られているとの報告を受け、運営者にサーバー停止を呼びかけた。原因や被害規模は明らかにしていない。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧