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独銀行、ステラネットワーク活用でユーロ建のデジタル通貨発行へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ドイツ老舗銀行、ユーロ建ステーブルコイン発行へ

1754年設立の独von der Heydt銀行とブロックチェーン金融企業Bitbond社が、共同でステラネットワーク上でユーロ建のステーブルコイン(EURB)を発行することを発表した。

大手銀行が、ステラネットワークで直接ステーブルコインを発行する初事例となる。

EURBの開発にあたり、仮想通貨XLM(ステラルーメン)の開発と成長をサポートする非営利団体のステラ開発財団がサポートしたほか、新技術導入に関するコンサルティングを提供した。

ドイツに拠点を置くvon der Heydt銀行とBitbond社は、これまでにもトークン化された証券を共に発行するなど連携を図ってきた。

1754年設立とおよそ3世紀近い歴史を持つ同行は、証券化取引に特化しており、トークン化やデジタル資産のカストディ事業を展開するBitbond社はドイツで初めてSTOを実施、210万ユーロ(およそ3億円)の資金を調達した実績を持つ。

新たに開発されたステーブルコインEURBは1:1の割合でvon der Heydt銀行が規制に準拠した形で担保のユーロを保管する。以前Bitbond社が構築した証券化プラットフォームでトークンの発行やバーンなどで用いられる予定だ。

なお、EURBは同行の顧客とオンチェーンのデジタルアセット決済を用いた金融アプリの開発者などがアクセスできる。これによりステラネットワークのオンチェーン決済でテザーやUSDCなどと共にユーロ建のステーブルコインも利用可能となる。

参考:ステラ財団、公式プレスリリース

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