Bitwiseのインデックス調整
米暗号資産(仮想通貨)投資企業Bitwiseが提供する仮想通貨指数(Bitwise 10 Large Cap Crypto Index)に、DeFi(分散型金融)の関連銘柄UNIとAAVEが新たに加わったことがわかった。
新規銘柄の追加はBitwiseが30日に発表したもので、月ごとの「組成銘柄調整」にあたる。毎月の30日に、調整が行われる仕組みになっている。
新調整では、前にあったカルダノ(ADA)とコスモス(ATOM)がインデックスから外され、代わりにUNIとAAVEが追加された格好だ。以下が2020年12月30日調整後のインデックス組成銘柄リスト。
また、それぞれのインデックス比重は、ビットコイン(76.38%)、イーサリアム(18.32%)、チェーンリンク(1.09%)、ライトコイン(1.06%)、ビットコインキャッシュ(0.89%)、ステラ(0.77%)、UNI(0.51%)、AAVE(0.41%)、EOS(0.3%)、テゾス(0.26%)。
このインデックスに連動し、運用されているのは、Bitwiseの仮想通貨指数ファンド「Bitwise 10 Crypto Index Fund」だ。Bitwise 10は「BITW」として米主要OTC市場のOTCQXで取引されている。
今回のインデックス組成銘柄の変更によって、Bitwise 10における現物の組成銘柄も変わるが、執筆時、サイト上では反映されていない。それについて、「調整後、ファンドのリストに反映されるまで遅延が発生する場合がある」と説明されている。